船高より(生徒の様子・連絡)

2024年12月の記事一覧

社会課題「自分ゴト化」プログラム 最終発表会

 福島大学 地域未来デザインセンターで企画された「社会課題“自分ゴト化”プログラム」の最終発表会が12月7日(土)にビッグパレット福島でありました。

 「食を通して考える福島の地域課題」をテーマに、7月30日(火)からの東京でのフィールドワークに始まり、福島での研修や中間発表、各自のフィールドワークを経て、最終発表にいたりました。

 本校の3チームは、「フードロス削減」「規格外品の販売」「田村市の農業PR」について発表しました。今回の発表後もそれぞれ活動を続けていきます。

 

【生徒の声】

・社会課題にどう立ち向かっていくかは様々な方法があると思いました。

・地元のことは知っていても、課題の解決方法は知らなかったことに改めて気付かされました。

 

 

 

 

 

地域人材交流ワークショップ②

12月6日(金)の総合的な探究の時間(1学年)で、2回目の地域人材交流ワークショップを実施しました。

地域人材の方々と本校生が交流(インタビュー形式の対話)をすることで、講師の方々の熱意に触れた生徒たちが感化され、地域に貢献する意欲を育むことが目的の一つとなっています。

また、講師の方々の生き方にも触れ、多様な視点から自分自身の将来を見つめてほしいという願いもこめられています。

さらに、地域で活躍される方々との交流を通して田村市に関する理解を深め、地域の良さや特徴を踏まえて、2年次以降の地域課題探究学習への糧とします。

 

 

 

<地域人材交流ワークショップにご参加いただいた企業・団体の方> 

〇牧野農を活かしたまちづくりの会  〇ことほく合同会社

〇みやこじスイーツゆい(都路町商工会)  〇(株)ホップジャパン

〇JA福島さくら   〇NPO法人くらスタ  〇エゴマ振興協議会

〇松や農園   〇エンドーフィナンシャル  〇フォレストクリエイト  

〇田村市地域おこし協力隊(菅野さん、本田さん、宮之原さん)

ご協力いただいた企業・団体のみなさまありがとうございました。

また、今回も獨協大学の大学生の方々にも交流ワークショップに参加していただき、大人の視点からの質問もしていただきました。高校生よりも経験豊富な大学生の質問は、これまでの経験を通して培われた視点からの質問であり、高校生は大学生の「大人」を感じる時間ともなりました。

<参加した生徒のコメント>

〇地域の人の優しさや若者に対しての地域の人たちの希望も感じられた。楽しく交流しながら、田村市の現状も知ることが出来て、よい経験になった。

〇地域の方々の「田村市に対する思い」や「若者に農業をどう繋いでいくのか」といった課題があることがわかりました。

〇これからは、どんなことに関しても、「なんで?どうして?どうやって?」などの疑問を持って、地域を見つめていくことが大事だと思いました。

〇自分が少し興味をもっていた投資など金融関係の企業さんの話を聞くことができ、興味深い話を聞くことができた。また、大切なことなどいろいろ教えてくださり、これからの生活にも活かしていきたい。

〇会社を経営する中で「個性を大切にする」、「自分で正しい判断を出来るようにする」といったことを大切にしたいという思いが強く伝わった。ただ楽をして仕事をするのではなく、どれだけ自分が考えられるようになるか、どうやったら上手くいくかを考えさせられる会社の話でした。

性に関する講話

 12月4日(水)に、桜井産婦人科院長の桜井秀(さくらい しげる)先生を講師としてお招きし、性に関する講話を実施しました。

 講話では、「社会人になる前に知っておいてほしい性と生」をテーマに、実際に起こった事例の紹介や、男性女性それぞれの体のことや様々な性があること、パートナーとの関わり方などを学びました。

 今後人生を過ごす中で直面するかもしれない場面での対応や選択についてもお聞きすることが出来たので、是非これからの生活に役立てて欲しいと思います。

〈現代の女性のライフステージの変化について〉

〈様々な性について〉

〈性に関する法律について〉

 

【生徒の声】

・人に教えてもらわないと知れないことを今回知れたから良かったです。 思った以上に自分が知らないことばかりだったから間違った判断をしないようにしたいです。

・今回の講演会は性に関するものということで人生に一生関わってくるものであり、自分が一番知っておくべきものだと思って聞いていました。自分か自分以外か2種類あるように性にもいろいろな種類があってもいいと思ったし、多様性が当たり前に認められる世界になればいいと思いました。

・行動に責任を持つことが大事だと分かった

祝!国公立大学に2名合格!

令和7年度大学入学者選抜の学校推薦型選抜において、本校より『福島大学 行政政策学類』に1名、『会津大学 コンピュータ理工学部』に1名の生徒が合格しました。お二人に、合格を知った時の気持ち、受験に向けて頑張ったこと等について聞きました。

Q 合格を知った時の気持ちは?

〇まずは安堵しました。しばらくたってから実感が沸き喜びを感じました。

〇心の底から嬉しく、とても安心できました。

Q 受験に向けて頑張ったことは?

〇高校入学時から受験を意識して学力をつけたことはもちろん、様々な学校内外の活動に取り組んで知見を広げました。入試対策では、たくさんの先生方に小論文や面接指導をしていただきました。

〇数学と英語の演習を行い、検定の取得にも力を入れました。また、小論文を書く上で必要な技術を学びました。

Qどんな大学生活を送りたいですか?

〇学業に励み、課外活動でも積極的・能動的に学んで研究したいです。

〇周りの人と協力して学習に励みたいです。

Q 将来の夢は?

〇将来は福島県職員として県の復興を支え、特に災害対策を充実させて災害に強い地域づくりをしたいと考えています。

〇エンジニアとなり、生成AIとソフトウェアの開発に携わりたいです。

フィールドワーク(2学年)

 

 11月22日(金)に総合的な探究の時間における地域課題探究活動の一環で、フィールドワークを行いました。

  観光班は、田村市観光課の職員の方にご協力いただき、桧山高原と星の村天文台に行き、観光施設体験とPR動画を撮影しました。駅の魅力化・交通班は、田村市企画調整課の職員の方にご協力いただき、船引駅へ行き、駅校内に設置を予定している展示物の概要を説明しました。

  田村市の魅力を知り、さらに盛り上げようとする活動に今後も取り組んでいきます。

 

 

【生徒の声】

・駅の展示物について説明したところ、協力してくださるとのことでうれしかった。

・桧山高原はとても景色が良かった。改めて田村市の自然の豊かさを感じた。

・星の村天文台には外国人も来ていて驚いた。