バスケットボール部は、令和6年度地域復興支援事業(部活動チャレンジ)の助成金を活用し、外部のトレーニングコーチからの指導を受けています。
コーチからの丁寧かつ的確な指導の下、部員一人ひとりがトレーニングの効果についてきちんと理解して、正しい身体の使い方を学ぶことをテーマに、バスケットボールにおけるパフォーマンスアップを目指したトレーニングを続けています。
≪トレーニングコーチの説明を真剣に聞くバスケ部員≫
≪トレーニングに取り組む様子①≫
≪トレーニングに取り組む様子②≫
≪バスケットボールの動作に置き換えて身体の使い方を学んでいます≫
生徒からも「トレーニングはきついが、継続して取り組むことでプレーの幅が広がった」「トレーニングに取り組んでからリングを掴めるようになり、ジャンプ力などの効果を実感することができている」といった声があがっています。
今後も言われたことをただこなすだけではなく、どうすればバスケットボールのパフォーマンスの向上につながるのかを日々考え、意識を高く持ちながら練習に取り組んでいきたいと思います。
11月29日に、第2回大学出前講座が行われました。
東北公益文科大学の青木孝弘教授をお招きし、『新しい経済をつくるローカルベンチャー』と題して創造的な企業活動と地方の特徴を活かしたアイデアの数々が生み出す可能性について学習しました。
【生徒の感想】
・起業率とGDPの関係など、なかなか知る機会のない情報を得られた。
・ベンチャービジネスは、都心部よりも地方のほうがニーズを見つけやすい点に驚いた。
・女性の起業家を増やすことが日本の経済発展につながるという話が面白かった。
12月18日、船引高校保健委員会代表とたむら支援学校保健委員会で合同保健委員会を開催しました。
各学校ごとに、10月に行った歯に関するアンケートの結果について発表しました。
それぞれの学校でのアンケート結果を発表することで、似ている結果があったり、違う結果があったり、それぞれの学校の課題が見えました。
船引高校のアンケート結果については、今後保健だよりなどを通してお知らせしたいと思います。
今後も協力して活動していきたいと思います。
11月26日(火)に今年度第3回となる特別支援教育研修会を実施しました。今回は同じ校舎で共に学んでいるたむら支援学校の先生方と合同で、教務、生徒指導など5つのテーマに分かれ、グループ協議を行いました。協議では、座談会のような雰囲気でお互いの学校の情報交換や、意見共有をすることができました。
▲グループ協議の様子①
▲グループ協議の様子②
▲グループ協議の様子③
参加した先生方からは「支援学校で行っている企業実習について詳しく知ることができ、参考になった」「見方や考え方の焦点を少し変えるだけで、声掛けや支援の方法の幅が広がると感じた」といった感想が挙げられ、有意義な研修となりました。なお、この研修会は、公益財団法人福島県学術教育振興財団の助成事業の一環として行っているものです。
福島大学 地域未来デザインセンターで企画された「社会課題“自分ゴト化”プログラム」の最終発表会が12月7日(土)にビッグパレット福島でありました。
「食を通して考える福島の地域課題」をテーマに、7月30日(火)からの東京でのフィールドワークに始まり、福島での研修や中間発表、各自のフィールドワークを経て、最終発表にいたりました。
本校の3チームは、「フードロス削減」「規格外品の販売」「田村市の農業PR」について発表しました。今回の発表後もそれぞれ活動を続けていきます。
【生徒の声】
・社会課題にどう立ち向かっていくかは様々な方法があると思いました。
・地元のことは知っていても、課題の解決方法は知らなかったことに改めて気付かされました。
12月6日(金)の総合的な探究の時間(1学年)で、2回目の地域人材交流ワークショップを実施しました。
地域人材の方々と本校生が交流(インタビュー形式の対話)をすることで、講師の方々の熱意に触れた生徒たちが感化され、地域に貢献する意欲を育むことが目的の一つとなっています。
また、講師の方々の生き方にも触れ、多様な視点から自分自身の将来を見つめてほしいという願いもこめられています。
さらに、地域で活躍される方々との交流を通して田村市に関する理解を深め、地域の良さや特徴を踏まえて、2年次以降の地域課題探究学習への糧とします。
<地域人材交流ワークショップにご参加いただいた企業・団体の方>
〇牧野農を活かしたまちづくりの会 〇ことほく合同会社
〇みやこじスイーツゆい(都路町商工会) 〇(株)ホップジャパン
〇JA福島さくら 〇NPO法人くらスタ 〇エゴマ振興協議会
〇松や農園 〇エンドーフィナンシャル 〇フォレストクリエイト
〇田村市地域おこし協力隊(菅野さん、本田さん、宮之原さん)
ご協力いただいた企業・団体のみなさまありがとうございました。
また、今回も獨協大学の大学生の方々にも交流ワークショップに参加していただき、大人の視点からの質問もしていただきました。高校生よりも経験豊富な大学生の質問は、これまでの経験を通して培われた視点からの質問であり、高校生は大学生の「大人」を感じる時間ともなりました。
<参加した生徒のコメント>
〇地域の人の優しさや若者に対しての地域の人たちの希望も感じられた。楽しく交流しながら、田村市の現状も知ることが出来て、よい経験になった。
〇地域の方々の「田村市に対する思い」や「若者に農業をどう繋いでいくのか」といった課題があることがわかりました。
〇これからは、どんなことに関しても、「なんで?どうして?どうやって?」などの疑問を持って、地域を見つめていくことが大事だと思いました。
〇自分が少し興味をもっていた投資など金融関係の企業さんの話を聞くことができ、興味深い話を聞くことができた。また、大切なことなどいろいろ教えてくださり、これからの生活にも活かしていきたい。
〇会社を経営する中で「個性を大切にする」、「自分で正しい判断を出来るようにする」といったことを大切にしたいという思いが強く伝わった。ただ楽をして仕事をするのではなく、どれだけ自分が考えられるようになるか、どうやったら上手くいくかを考えさせられる会社の話でした。
12月4日(水)に、桜井産婦人科院長の桜井秀(さくらい しげる)先生を講師としてお招きし、性に関する講話を実施しました。
講話では、「社会人になる前に知っておいてほしい性と生」をテーマに、実際に起こった事例の紹介や、男性女性それぞれの体のことや様々な性があること、パートナーとの関わり方などを学びました。
今後人生を過ごす中で直面するかもしれない場面での対応や選択についてもお聞きすることが出来たので、是非これからの生活に役立てて欲しいと思います。
〈現代の女性のライフステージの変化について〉
〈様々な性について〉
〈性に関する法律について〉
【生徒の声】
・人に教えてもらわないと知れないことを今回知れたから良かったです。 思った以上に自分が知らないことばかりだったから間違った判断をしないようにしたいです。
・今回の講演会は性に関するものということで人生に一生関わってくるものであり、自分が一番知っておくべきものだと思って聞いていました。自分か自分以外か2種類あるように性にもいろいろな種類があってもいいと思ったし、多様性が当たり前に認められる世界になればいいと思いました。
・行動に責任を持つことが大事だと分かった。
令和7年度大学入学者選抜の学校推薦型選抜において、本校より『福島大学 行政政策学類』に1名、『会津大学 コンピュータ理工学部』に1名の生徒が合格しました。お二人に、合格を知った時の気持ち、受験に向けて頑張ったこと等について聞きました。
Q 合格を知った時の気持ちは?
〇まずは安堵しました。しばらくたってから実感が沸き喜びを感じました。
〇心の底から嬉しく、とても安心できました。
Q 受験に向けて頑張ったことは?
〇高校入学時から受験を意識して学力をつけたことはもちろん、様々な学校内外の活動に取り組んで知見を広げました。入試対策では、たくさんの先生方に小論文や面接指導をしていただきました。
〇数学と英語の演習を行い、検定の取得にも力を入れました。また、小論文を書く上で必要な技術を学びました。
Qどんな大学生活を送りたいですか?
〇学業に励み、課外活動でも積極的・能動的に学んで研究したいです。
〇周りの人と協力して学習に励みたいです。
Q 将来の夢は?
〇将来は福島県職員として県の復興を支え、特に災害対策を充実させて災害に強い地域づくりをしたいと考えています。
〇エンジニアとなり、生成AIとソフトウェアの開発に携わりたいです。
11月22日(金)に総合的な探究の時間における地域課題探究活動の一環で、フィールドワークを行いました。
観光班は、田村市観光課の職員の方にご協力いただき、桧山高原と星の村天文台に行き、観光施設体験とPR動画を撮影しました。駅の魅力化・交通班は、田村市企画調整課の職員の方にご協力いただき、船引駅へ行き、駅校内に設置を予定している展示物の概要を説明しました。
田村市の魅力を知り、さらに盛り上げようとする活動に今後も取り組んでいきます。
【生徒の声】
・駅の展示物について説明したところ、協力してくださるとのことでうれしかった。
・桧山高原はとても景色が良かった。改めて田村市の自然の豊かさを感じた。
・星の村天文台には外国人も来ていて驚いた。
11月22日(金)の総合的な探究の時間(1学年)で、地域人材交流ワークショップ①を実施しました。
今回の取組は、今年で2年目となります。
地域人材の方々と本校生が交流(インタビュー形式の対話)をすることで、講師の方々の熱意に触れた生徒たちが感化され、地域に貢献する意欲を育むことが目的の一つとなっています。
また、講師の方々の生き方にも触れ、多様な視点から自分自身の将来を見つめてほしいという願いもこめられております。
さらに、地域で活躍される方々との交流を通して田村市に関する理解を深め、地域の良さや特徴を踏まえて、2年次以降の地域課題探究学習への糧とします。
<地域人材交流ワークショップにご参加いただいた企業・団体の方>
〇田村市役所 〇あぶくま洞管理事務所 〇田村市常葉町振興公社
〇星の村 天文台 〇A-Plus 〇咲倉ナーセリー
〇Switch 〇船引町お人形様保存会 〇田村バイオマスエナジー
〇福島復興風力合同会社 〇桑原コンクリート
〇よりあい処 華 〇喫茶DANRO
ご協力いただいた企業・団体のみなさまありがとうございました。
また、今年度総合的な探究の時間についてご協力をいただいている獨協大学の大学生の方々にも交流ワークショップに参加していただきました。大学生の視点からの質問で、内容の幅が広がり、多様な視点で地域について考えることができました。
<参加した生徒のコメント>
・「田村市にはあって当たり前のものは、都会にはない。」その言葉が印象に残りました。自分たちの町にもたくさんの良さがあり、自分たちが住む町を誇りに思えた機会となりました。
・大人になっても勉強し続ける事は大事だと感じました。また、失敗を恐れずに挑戦し続ける人はカッコいいなと思いました。
・「地域」のために働く楽しみや「自分の好き」を極めることがとても素晴らしいことだと思いました。今回お話を聞かせていただいた皆さんは、「田村市のいい所を守る」ということと、「自分がやりたい」という気持ちを大切にして活動されていて、私も将来自分の好きを曲げずに誰かのためになる仕事をしていきたいと改めて思うことが出来ました。
・ワークショップで交流した企業・団体の方々の話を聞き、それぞれの企業で問題、課題があるということを知ることができた。その中で共通してお話されていたことは、人材不足ということだった。農業や施設を経営する上でも人手が足りていないとおっしゃっていた。後継者不足という問題はすごく間近で起こっているのを実感した。