地域探究活動「規格外野菜の販売会(2回目)」の実施
2025年11月8日 12時59分船引高校の「総合的な探究の時間」では、地域貢献に力を入れて活動を行っています。今回は、食べることができるのに捨てられてしまっている「規格外野菜」の取組についてご報告します。
〇規格外野菜の販売会(2回目)について
前回の取組(8月に実施した規格外トマトの販売会)で、規格外野菜のポテンシャルの高さを知り、もっともっと多くの方々に規格外野菜のおいしさを知ってもらい、食べられるのに捨てられてしまっている「もったいない」を少しでも減らすために、規格外トマトの販売会を継続して実施したいとの思いから販売会が実現しました。今回も福島県観光物産館(コラッセふくしま内)にご協力をいただき、店舗のスペースをお借りして販売会を実施することができました。
<販売会の様子>
規格外トマトを「ぶちゃいくトマト」と命名し、販売を行っています。ぶちゃいくという言葉にはネガティブなイメージがつきやすいですが、「見た目は悪くても、中身は味があって最高にかわいい!」ということを伝えるために命名しています。
<販売会を終えて>
今回の販売会でも多くの方々にトマトを買っていただくことができました。田村市で育てられたトマトはとてもおいしく、試食いただいた方々からも「おいしい!」と言っていただくことができ、田村市のトマトのPRをすることもできました。また、今回の販売会でも多くの方々に規格外のトマトを買っていただくこともできました。改めてそのポテンシャルの高さを知る機会ともなりました。このような活動を通して、少しずつでも農家さんの力になっていけるよう、活動を続けていきたいと思います。加えて、規格外のトマトを通して、いろいろな人たちがつながる場を作ることも考えながら活動を続けていきます!
~生徒の声~
〇トマトの試食をしていただいた際に、「おいしい!」と言ってもらえてとてもうれしかったです。自分で育てたトマトではないですが、田村市の農家さんが育てたトマトのおいしさが伝わっていることを実感し、販売会をやってよかったと思いました。
〇規格外のトマトの売れ行きがすごくて、とてもびっくりした。こんなに多くの方々に求められているものが、「規格外」という理由で捨てられてしまっていることを改めて考えさせられるきっかけとなった。自分たちの活動が少しでも地域のためになればと思うので、今後も活動を続けていきたい。
<今後の取り組みについて>
今年の取組は、規格外のトマトの販売会が中心となりました。しかし、田村市は農業が盛んであり、多くの農作物が育てられています。今後は田村市全体を踏まえた活動ができるようにしていきたいです。
※トマトだけでなく、多くの野菜についても活動ができるようにしていきたい。
※もっと多くの農家さんとの連携ができるようにしていきたい。
まだまだ始まったばかりの活動ですが、今後も田村市のために、様々な活動にチャレンジしていきたいと思います!
船引高校総合的な探究の時間 フードロス班「ベジレスキュー隊 TEAM船引」