生徒たちの「大越鬼太鼓」
2016年10月3日 15時11分 昨日は,大越のつつじヶ丘総合公園に行ってきました。
なぜここを訪れたかというと,本校の2年生が取り組んでいる「TAMULOVE PROJECT ~船高 with 復興応援隊」の活動の一つである「大越鬼太鼓」を,生徒たちが練習しているからです。
練習に参加していたのは2年生11名。熱心に指導をしてくださっている中心人物が,復興応援隊でいつもお世話になっているSさんです。Sさんは「大越鬼太鼓」保存会の中心メンバーで,小さい頃から鬼太鼓に親しみ活躍しています。
保存会の正式な名称は「大越町鬼五郎幡五郎和太鼓保存会」で,市内外の様々なイベントに参加して,勇壮な太鼓の響きとダイナミックなパフォーマンスでお客様たちを魅了しているとのこと。
私は,大太鼓・小太鼓ぐらいしか太鼓の名称は分かりませんが,巨大な太鼓を中心に,大きな太鼓,小さな太鼓がずらりと並び,太鼓の大きな音が鳴り響く練習場内で,生徒たちはSさんの大きなかけ声で一生懸命練習していました。西洋音楽のような譜面はないようですし,ばち裁き・リズム・パフォーマンスなどを見て聞いて覚えるのは大変そうです。それでも生徒たちは指導者の方々の熱心な指導を受けながら,何度も何度も繰り返し練習して体で覚えているようでした。
生徒たちの練習の成果は,鵬翼祭の一般公開日(11月6日(日))に,体育館ステージで披露することになっていますので,多くの皆様方にぜひご覧いただきたいと思います。
地域の伝統芸能を受け継ぎ,次の世代に伝える方々の熱意を直に感じた時間でした。生徒も保存会の方々も頑張ってください。
鬼五郎・幡五郎伝説はこちらからご覧ください。大越鬼太鼓の様子はこちらからご覧ください。
下の写真は,つつじヶ丘総合公園からさらに奥に入った,大滝根川の源流とされる鬼五郎渓谷の入口の様子。素晴らしい青空の下に静かな田園風景が広がっていました。