NHK「はまなかあいづ」に出演しました
2016年11月4日 15時08分 先週金曜日(11月4日)に,大越鬼太鼓を演奏する本校生徒が,夕方のNHKの番組「はまなかあいづ」に出演させていただきました。テレビでご覧いただいた方々もいらっしゃると思いますが,私も付き添いで放送会場に行ってきましたので,その時の様子をお伝えします。
なんで校長が? と思われる方もいるかもしれませんが,この日は鵬翼祭の前日で先生方も準備に追われ誰一人余裕なし。ただ一人暇そうにしている校長が行くことになりました(放送現場を見てみたいという気持ちがなかったとは言い切れませんが・・・)。
場所は郡山の日本大学工学部内の学生食堂のあるハットNEの3階。生徒たちは夕方5時前に会場に到着し,荷物の搬入とステージ用衣装への着替えを行いました。さすがにあの大太鼓(重さはどれぐらいあるんでしょう?)は保存会の皆さんが運んでくれました。大太鼓はあまりの大きさにエレベーターにも乗せられず,やむなく階段で3階までやっとの思いで運び上げました(もちろん転がして一段一段上げたんです)。
生放送の現場は,放送直前の緊張感に包まれ,スタッフの皆さんが慌ただしく打ち合わせや準備をしていました。そこで大太鼓や締太鼓などの位置決めをしてリハーサル開始。今回は放送用の短い特別バージョンです。10月3日に大越のつつじが丘総合公園に練習の様子を見学に行った時とは比べものにならないぐらいの素晴らしい演奏です。保存会の方々もホット一安心の様子。
ということで,生徒たちはさらしを巻いて法被を着,髪の毛のセットをして控室で本番待ちです。「緊張して胃が痛い」という人もいましたが,みんな結構明るく待ち時間を過ごしていたようです。
本番10分前ぐらいに放送会場入口まで移動。大越鬼太鼓の説明や学校の様子などのビデオが流れている間にスタンバイ。画面が放送会場に切り替わって演奏開始。リハーサルと同じように素晴らしい演奏でした。
演奏が終わって控室に戻ってきた生徒たちは,緊張が解けて本当にホッとした表情でした。テレビ出演の機会はめったにありません。こういう機会にめぐり合わせていただけたのも,生徒たちが一生懸命練習に励んでいたからだと思います。そして,本当に貴重な経験だったと思います。保存会の皆さん,本当にお世話になりました。