県内初 高校生どうしのドローン交流会
2017年12月6日 17時24分 12月3日(日)に,小高産業技術高校のロボット研究部の男子9名が来校し,ドローン交流会を行いました。ドローンを操作したことがほとんどない小高産業技術高校の生徒たちが,ドローンの基本操作を体験するために,わざわざ船引高校までおいでになりました。
始めに本校代表生徒が「僕たちも交流会ができて嬉しいです」と歓迎の挨拶をし,小高産業技術高校の代表生徒も「よろしくお願いします」と互いに挨拶をして和やかにスタートしました。
まず,本校生がスライドを使って「ドローンとは」「操縦者の責任」などを説明し,その後,本校生の進行で,一緒に操縦を体験しながら交流会を行いました。全体を両校混合の5チームに分け,船引高校の生徒が実演し,小高産業技術高校の生徒たちがチャレンジする,という流れです。
まずは「バインド」(プロポ(リモコン)から操縦する機体を決める操作)。ドローンはバインドしないと操縦することができません。「バインドします」と周囲に大きな声で知らせ,他の人がこの操作をしていないときに自分のバインド操作しなければなりません。これはなんなくクリア。
次に「ホバリング」(機体を一定の高さに保ち続ける操作)。慣れないと急上昇させたり落下させたりします。でも小高産業技術高校の生徒たちはすぐに慣れてこれもクリア。
その次は,ホバリングした状態で機体を前後左右に動かす操作,さらに四角形に飛行させる操作,向きを変える操作,など基本的な操縦方法にチャレンジし,これもすぐに慣れて上手に操縦していました。さすが工業系の生徒だとみんなで感心。中には宙返りの技ができるようになった生徒もいて,基本操作は全員クリアしたようです。
最後に,みんなでグラウンドに出て記念写真撮影。互いに緊張気味でしたが,県内初の高校生同士のドローン交流会で,いい記念になりました。そうこうするうちに,予定されていた1時間半はあっという間に過ぎ,最後は互いにお礼の挨拶を交わして,交流会は無事終了しました。
本校生も「教えるって難しいですね」「自分が説明しようとすることが,うまく言葉に表せなくて大変でした」と,人に伝えることの難しさを体験したようです。このような交流会を通して学ぶことや気づくことは,互いにたくさんあると思います。いろいろな人たちとの交流を通して,自分の「学び」を積み重ねて下さい。
小高産業技術高校の皆さん,ぜひまた船引高校においで下さい。まってま~~~す。
交流会の様子は「ドローンタイムズ」にも掲載されています。こちらもぜひご覧下さい。