地域のドローン活用を学ぶ
2025年3月14日 13時00分2月15日(土)にドローン科学探究部で、田村市に協力をいただき「地域のドローン活用を学ぶ」講座を実施しました。
業務でドローンを有効活用されている(株)NTT-MEの社員4名が来校し、ドローンの様々な活用について紹介いただたきました。
講義では、業務のドローン活用事例や、ドローン導入による業務効率化の状況等をお話いただきました。
例えば、橋梁下ケーブルの損傷の確認には、これまで目視で分かる範囲かつ非常に時間のかかる作業でした。
しかし、ドローンの「AIでの自動回避」や「高画質の映像」により、対象物により近づいて、効率的な点検が可能になったそうです。福島県内の橋梁点検の事例等、実際の業務での経験談もいただき、非常に参考になりました。
所有機体の紹介として、AIの自律飛行が可能な機体(インフラ点検)、高性能カメラ&LTE通信搭載の機体(災害救助)、農薬散布用ドローンがあり、学校にはないドローンに興味深々でした。
農薬散布用ドローンを全員持たせてもらいました。
※中身(今回は水)が入っていないと、機体は意外と軽い?
校庭では、ドローンによる点検業務や農薬散布用ドローンのデモフライトを行いました。
橋梁に見立てた対象物を撮影した映像も確認し、こんなに近づいて点検業務ができるのかと驚きでした。
地域を支える情報通信のお仕事において、全てがAIやドローンだけではなく、業務内容によって人の目で行うことも勿論大切だそうです。
地域の様々な課題を解決する一つのツールとして、ドローンの活用をこれからも探究していきたいと思います。
<生徒の声>
・橋梁や鉄塔の点検について、ドローンを用いることで、人のコスト削減や安全に行うことができることが分かった。人の目視ができない場所を見れて、ドローンはすごいなと思った。
・農薬散布用ドローンのフライトを見れて良かった。社会でのドローンの広がり方や企業でドローンがどれくらい進んでいるかも新しく知ることができた。