アクティブリーダープロジェクト日誌
体験活動班の情報交換をしました!!
今回は夏休み中に行った体験活動について、各班発表を行いました。
1班 吉田水産、イワナの養殖について
2班 菊芋農家、菊芋について
3班 トマト農家、栽培方法など
次回からは、菊芋の収穫体験班、都路小学校との交流班、情報発信班の新たな班編成で活動を行っていきます。
担当 情報発信班 2年1組 S・S、2年1組 W・K
2学期の活動を開始しました!
夏休み期間中、アクティブリーダー育成プロジェクトのメンバー達は3つの班に分かれて都路町に体験活動に出かけました。
2学期が始まって最初の活動日は、夏休み期間中の体験活動の振り返りを行いました。
次週、各班に分かれて体験活動の発表を行います。
各班、自分たちが体験してきた活動の様子や地元の方から伺ったお話などを一生懸命まとめていました。
来週の発表が楽しみですね!
発表の様子は次週お伝えします。
財団法人Sw!tchの久保田様をお招きしました!
今回のアクティブリーダー育成プロジェクトの活動では、一般社団法人Sw!tch代表理事の久保田健一様をお招きして、お話をいただきました。
久保田様の講話を聞き、「自分たちはなぜ情報を発信したいのか」「誰に情報を届けるのか」など考える良い機会となりました。また、自分たちでどのようにして地元の情報を伝えたらよいのか、発信方法や情報を発信するうえでの注意点などを学ぶことができました。今後のアクティブリーダー育成プロジェクトの活動に今日学んだことを生かしていきたいと思います。
「新商品開発特別授業」に参加しました。
8月4日(火)二本松市の福島県男女共生センターで「新商品開発特別授業」が行われました。本校からは10名の生徒が参加し、2名の講師の先生から新商品を開発するうえでの心構えや商品を開発していく手順などについてお話をうかがいました。
商品開発は次年度以降を予定しています。これからも引き続き商品開発に関する学習に取り組んでいきたいと思います。
3人の講師の先生方にお話をお聞きしました!!
令和2年7月14日(火)船引高校にて、第5回アクティブリーダー育成プロジェクトの活動を行いました。
今回の活動では3つの班に分かれて「田村市の職員や都路町の畜産農家の方からお話を聞こう」というテーマで、都路行政局長 渡辺 一智 様、田村市役所 吉田 眞梨 様、都路町畜産農家 三田 勝一郎 様の3人の講師の先生方をお招きして、震災当時の様子や復興の状況などをお聞きしました。
<各班での話を聞いての生徒の感想>
1班
私たちは都路行政局長の渡辺さんにお話しをお聞きしました。震災当時の様子や、都路町の復興の変化について貴重なお話をお聞きすることができました。今後、都路町をどのように盛り上げていくかや復興後の新たな定住促進についてなど、今後のアクティブリーダーの活動で生かしていきたいと思います。
2班
私たちは、震災当時高校生で現在田村市役所に勤務されている吉田さんにお話をお聞きしました。当時の高校生活や震災・原発事故を受けて将来に対して不安だったことなど、詳しくお話いただきました。特に興味を持った内容は地域づくりについてです。地域づくりをするうえで、自分のできることからはじめるという意識が大切だということがわかりました。
3班
3班では、都路町で畜産農家を経営されている三田さんにお話しをお聞きしました。都路町は畜産が有名で主に牛や豚、卵を生産しています。三田さんからは、震災前と震災後で何が変わったかや牛についての知識を写真などの資料を使って詳しく教えていただきました。
次回の活動では、本日聞いたお話をグループごとにまとめる活動を行います。
活動開始!!
平成29年度、平成30年度に行われた本校独自の地域貢献活動である「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」が新たなメンバーで活動を開始しました。
参加を希望した1,2年生の30名が6月15日に活動を始め、本日は第4回目の活動となりました。
第1回 6月15日 ガイダンス
第2回 6月19日 平成29年度、平成30年度活動の振り返り & 震災についての先入観を考える
第3回 7月1日 田村市と都路町の特徴と震災による避難の経緯について知る
第4回 7月3日 田村市と都路町の課題は何なのかを学ぶ
今後は、東日本大震災・原発事故で避難を余儀なくされた都路地区の方々と交流し「過去・現在・未来」を「知って」「聞いて」「見て」「まとめて」いきます。夏季休業中には都路地区へ行き、都路の現状を確認し、農畜産業の体験を行います。また、田村市のPRにつなげるために商品開発の学習会にも参加する予定です。
継続した活動により、生徒は地域をよく知り、地域に必要なことを考え、自ら積極的に行動する「地域のリーダー」をめざしていきます。(この活動は福島県教育委員会事業「チャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業」の補助を受けて活動しています。)
地域の皆様には今後も様々な場面でご協力をいただくことがあるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業 成果発表会
1月19日(土)、福島市の「とうほう・みんなの文化センター」で開催された標記の発表会に、「船高アクティブリーダー育成プロジェクト」のメンバー6人で今年度も参加してきました。「都路町の復興調査」「都路灯まつり参加」「山形県左沢高校との交流」の3つのテーマを柱に、これまでの活動の成果や復興への思いを堂々と発表することができました。この発表に向けて生徒たちは冬休みを返上し、現在までの活動をまとめ、資料を作成し、当日のプレゼンテーションの練習を何度も何度も行いました。どのようにしたら聞く人にわかりやすく、そして心に響く伝え方ができるか、苦労と工夫を積み重ね、このプロジェクトの集大成にふさわしい発表だったと思います。これまでご協力頂いた田村市の関係者の皆様、貴重な経験をさせていただき大変ありがとうございました。
子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業 成果発表会
生徒たちは,「人の復興」「農業・漁業の復興」「店の復興」の3グループに分かれて発表しました。実際に都路の方々にお話を聞いたり見学したりして感じたことやわかったことを簡潔にまとめ,左沢高校での交流会や自分たちが何をしなければならないのかを12分間にまとめた素晴らしい発表でした。しかも,都路で作っている「キュウリジャム」やスイーツ「結」の紹介もしっかりとしてきました。
最後に都路に住んでいる赤石沢君が「自分は都路に住んでいますが,こんなに皆さんが頑張っていることを初めて知りました。自分もこれから地域のために頑張りたいと思いました」としめくくり,発表は大成功でした。
最後に講評をいただいた福島大学准教授小暮先生からは「丁寧に調べた発表でした。地元のことでも分からないことが多いが,詳しく調べることで地元愛や地元に戻ろうとする気持ちを育むことはとても大切だと思います。引き続き取り組んでください。」との講評をいただきました。
まさに私たちが目指してきたことを理解していただき,生徒たちの取り組みは100%成功でした。さらに,このような大きな舞台で多くの方々の前で発表することができ,生徒たちにも大きな自信になったと思います。生徒の皆さんには,地域のために自分は何ができるのか,しなければならないのかをよく考え,自ら行動できる人に成長して欲しいと思います。
最後に,このプロジェクトにご協力いただきました全ての方々に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
「学校自慢コーナー」をご覧下さい
特に,「アクティブリーダープロジェクト」では,都路訪問の様子と,山形県立左沢(あてらざわ)高等学校との交流会の様子が詳しく載っていますのでぜひご覧いただきたいと思います。
すでに田村市の広報誌「Tamura」にも,この交流会に参加した生徒の取材記事が載っていますので,地域の方はすでにご存じだと思います。
交流会は,左沢高校の1年生94名との交流会。互いに学校紹介をした後,自分たちが調べてまとめたことを説明し,その後15班に分かれて協議を行い,充実した素晴らしい交流会になったそうです。
広報誌「Tamura」に掲載された本校生は,「地元の人が一人ひとり,復興に向けて努力しているんだと感じました」「将来は地元に戻り,働きながら地元を盛り上げたい」「活動で得た経験を,今後の高校生活や将来に役立てたいです」と話しています。
このような活動や経験を通して,地域復興・地方創生のために,何を大切にしなければならないのか,自分は何をすべきなのか,そのためにどんな進路を選択すべきなのか等を考える大きなきっかけにしてほしいと思います。
「知る」「調べる」「発表する」「行動する」
これは,「アクティブリーダープロジェクト」の活動をまとめた校内用の掲示物で(「アクティブリーダープロジェクト」については,上のメニューをご覧下さい),夏休み中に都路を訪問し,その内容を「人間的な復興」「自然系の復興」「店の復興」の3つにまとめたものです。それぞれの班が都路の方からお話いただいたことやインタビューしたことをまとめ,「行ってみた感想」「自分たちにできること」なども簡潔にまとめました。コンパクトにまとまっていて,生徒たちの率直な感想が述べられているのではないかと思います。
その中から生徒たちの感想の一部を紹介しましょう。
●「復興は進んでいるということがわかったが,その事実は県外の人には知られていない。都路地区がさらに復興するために,今回の活動を通して県外へ『都路の復興は進んでいる!』ことをアピールしたい」
●「一度都路から離れても,都路が心配で戻ってきて,今度は前よりも楽しい町にしようとしていることがわかりました」
●「都路の人達は風評被害を払拭するために,努力をしていることがわかりました。被害を受けても,自分たちの土地が大切だからこそ,自分から進んで都路に戻り,農業を再開している人が多いことがわかりました。」
何かを成し遂げようとする時には,「知る」「調べる」「発表する」「行動する」の4段階があると思います。生徒たちはまさに「知る」「調べる」を行い,山形県の左沢高校に行って「発表」してきます。この経験がさらに「行動」に繋がれば,未来を創る若者がたくさん増えるに違いありません。
山形へ行こう
「他県へ復興をアピールする」って何県に行くの? と思いますよね。実は,山形県立左沢(あてらざわ)高等学校と交流会をする予定になっていて,現在少しずつ準備を進めています。左沢高校と言えば剣道の強豪校で,全国的にも有名ですね。
ということで,この本来のプロジェクト名が少々長いため,校内では「山形へ行こうプロジェクト」で通っています。
月曜日の放課後は,左沢高校との交流会に向けて準備をしました。都路で聞かせていただいた話やその感想をまとめて,発表するためのポスターづくりです。生徒たちは「農林水産業」「人」「経済」の3つの班に分かれて作業をしています。
その元になっているのは,生徒たちが一生懸命取ってきたメモです。
都路に実際に行ってみて,説明を聞いて,直接会話して,施設を見学して,・・・高校生の目線でどう思ったのかどう感じたのか,そして,都路の方々が復興のためにどれだけ頑張っているのかを上手にまとめ,左沢高校の生徒たちに,しっかりと伝えて来てほしいと思います。
さらに,いろんな交流を通していろんな考え方に触れ,自分の世界を広げて来て下さい。
「復興」という言葉の意味
昨日のタイトルも都路だったのに,また都路? 都路が好きなの? と思われる方,そのとおりです。
実は,本校は,福島県教育委員会が行っている「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に,「風評被害などを経験した地域との交流を行い,地域の復興を考え,他県へ復興をアピールする」という事業案を提案したところ,無事採択していただきました。
校内では,「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」という名称で,1・2年生と生徒会役員30名が活動しています。
ということで,今日は都路で被災し避難を余儀なくされ,避難指示解除後いち早く帰還した4名の方々の話をお聞きしました。話を聞かせていただいたのは,川魚の養殖場を復活させた吉田栄光(えいみつ)さん,最初に帰還して農業を再開した坪井久夫さん,帰還した人達が集まれる場所が必要と考え「よりあい処 華」を始めた今泉富代(ひさよ)さん,90年続く旅館を再開させた吉田幸弘さんです。そして,進行役として復興応援隊理事長の佐原さんに,ファシリテーターとして隊員の渡辺さん,山代さんにもお手伝いいただきました。
午前中は,都路公民館で,この4名の方々にお話を伺いました。避難指示解除後,どの方も故郷の復興を願いいち早く帰還し,互いに背中を押しあいながらここまで前進してきた方々です。直接お話をお聞きでき,皆さんの体験談は心に響きました。
発表の後は,4名の方々にも生徒のグループに入っていただき,質問に直接答えていただきました。生徒たちもたくさん質問し,とても活発な協議になりました。皆さんの思いに直接触れることができ,生徒たちは「復興」という言葉の意味をより深く理解できたと思います。
午後は,吉田栄光さんの経営する川魚の養殖場と,坪井久夫さんの経営する農園を見学させていただきました。全国各地で食べられているヤマメやイワナは,ここから出荷されています。山奥にある魚の養殖場は水が命。ここでしかできない仕事だそうです。坪井さんの作るトマトは甘くて本当に美味しかったです。坪井さんには,若い人達がたくさん集まる賑やかな場所を作りたいという夢があり,その実現に向けて今も奮闘しています。
どの方も「自分のためだけではなく,都路の未来のために,未来の子どもたちのために頑張っている」と話されたことです。自分も大変だけれども,いつまでもそう言っているわけにはいかない,都路の未来を創るために頑張っている,そういう熱い思いが都路を支えているんだと感じました。
今回は,田村市役所の鎌田さんをはじめ,市役所の方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました(実は,7月31日(月)のブログに書いた鎌田さんのお話もこの活動の一環でした)。おかげさまでとても充実した一日になりました。今日のこの体験を,他県の高校生にしっかりと伝え,交流を深めてきます。これからもよろしくお願いいたします。
自分で確かめる
このプロジェクトに参加しているのは,生徒会役員を含む1年生11名,2年生19名の合計30名です。7月25日(火)に,生徒たちが都路地区の風評被害を話し合い,「農林水産業」「人」「経済」の3つの班に分かれて考えることにしました。
そして今日は,田村市協働まちづくり課課長の鎌田様においでいただき,原発事故当時の田村市の被災状況や対応などをお話していただきました。大地震が発生した日は,NHKののど自慢放送のために総合体育館の会場準備が終わったところで,そこを急遽撤去して避難者を受け入れたそうです。また,現在の都路町の帰還率は世帯数では89.4%,人口では86.0%となっているとのことでした。
お話を聞いた生徒たちからは「当時の家畜の管理はどうしていたんですか?」「再開できない事業はあるんですか?」などいろいろな質問があり,鎌田様には一つひとつの質問に丁寧に答えていただきました。お忙しい中おいでいただき,長時間お付き合いいただき本当にありがとうございました。
今後は,実際に都路地区を訪れて住民の方々から直接お話をお聞きし,生徒たちが自分の目で見て,自分の耳で聞いて,自分の心で感じたことを,自分の頭と手で考えをまとめさせます。今後の展開にご期待下さい。
〒963-4398
福島県田村市船引町船引
字石崎15番地の3
TEL 0247-82-1511
FAX 0247-82-5233
E-mail:
funehiki-h□fcs.ed.jp
(□には@が入ります)
アクセスしてください。
〇 令和8年4月に船引高等学校と
小野高等学校は統合する予定です。
〇 定員 総合学科 160名
(4学級)
〇 場所 船引高等学校校舎
〇 校舎方式
〇 令和6年度、7年度に船引高等学校、小野高等学校に入学する生徒は、統合高校生として卒業することになります。
※ 詳しくは、福島県教育委員会の
HPへ https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/kaikakukondankouki.html
・グリーンパーク都路
下記URLをクリックして動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=PLyzS0FL3g4&t=3s