アクティブリーダープロジェクト日誌
「グリーンパーク都路」紹介動画を作成しました!
アクティブリーダー育成プロジェクトPR班で、田村市の魅力PRとして「グリーンパーク都路」の紹介動画を作成しました。
グリーンパーク都路の皆様にご協力いただき、5月26日1学年で遠足に伺った際に撮影を行いました。
バーベキューやディスクゴルフで楽しむ様子、スタッフの方へのインタビュー等、グリーンパーク都路の魅力がつまった動画になっています。
ぜひ、ご覧ください!!
避難所運営ゲーム「HUG」
船高アクティブリーダー育成プロジェクトの活動報告です!
6/12(月)に、
日本赤十字社福島支部 青少年赤十字指導講師 菅野 勇一郎様 を講師としてお招きし、避難所運営ゲームの「HUG(ハグ)」を行いました。
※避難所運営ゲーム「HUG」(H:hinanzyo U:unei G:game)
「HUG」は、避難所に起こる様々な出来事にどう対応していくかを体験するものです。
避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所に見立てた平面図に適切に配置していきます。
始めに避難所である体育館の通路の確保です。
受付場所や本部になる場所など、いろんな想定をしながら、話し合いました。
避難所に続々と避難者が入ってきます。
避難者カードに書いてある情報を元に、スペースに配置する作業です。
世帯構成、持病・怪我、色々な状況を抱えた人たちに対して、どの場所にいてもらうか、適切に判断していく必要があります。中々難しい作業です。
こちらは、避難所の掲示板です。避難者にどんな情報を伝えればよいでしょうか。
生徒の感想を紹介します。
「1人分の場所の確保や通路の作成、支援物資の確保など沢山のやるべきことに驚いた。避難者の要望に一つ一つ応えることの難しさを実感した。」
「仲間と協力し、広い視野で柔軟に判断することの必要性を学ぶことができた。今後の避難所運営に活かしていきたいと思った。」
「私は仲間に意見を求めてばかりで、自分自身の意見をあまり言えなかった。積極的にコミュニケーションをとることで、もっとスムーズに話し合いが進むと思った。」
避難所運営ゲームをやってみて、
突然起こる災害に備えて、事前に考えておいた方がよいこと、準備した方がよいものなど、課題も見つかったと思います。
今後の活動に生かしていきましょう。
避難所講話
今年も船高アクティブリーダー育成プロジェクトが始動しています!
これまでの経験を踏まえ、防災や地域活性化に向けた取り組みなど、地域に貢献するアクティブな活動を行っていきます。
5月29日(月)に、「田村市防災アドバイザー」を務める 福島大学特任教授の天野和彦様、NPO法人くらスタ理事長の佐原禅様を講師に迎え、「東日本大震災で、ふくしまに起こったこと~あの時避難所は~」というテーマで講話をいただきました。
天野様は東日本震災時に避難所の運営を経験され、避難所の様子や課題、そこから得られた教訓をお話くださいました。当時2500人以上がビッグパレットふくしまに避難し、段ボールで区切られたスペースで生活する写真を拝見し、その大変さが伺えました。また、「人を救えるのは人しかいない」という言葉が強く印象的でした。避難所の使命である「いのちを守る」ため、交流と自治の視点で人と人のつながる仕組みを構築していくことが必要であると学びました。
参加した生徒の感想には、「モノの防災だけでなく考え方の防災へ、防災への見方が変わった。自分から積極的に避難所の運営にも携わっていきたい」「今回のことを周りの人にも伝えていきたい。自治活動など、自分たちがリーダーとなり皆を引っ張ることができるようになれば良い」等がありました。
災害に備え、自分たちはこれから何ができるか、何をすべきかをよく考えることができました。今後の活動にも生かしていきましょう。
防災講座 ~田村市の気象と防災~
9月3日(土)に、福島テレビの気象予報士の斎藤恭紀(さいとう やすのり)様を講師に迎え「田村市の気象と災害について」というテーマで講演をいただきました。
台風の発生の仕方や令和元年度に発生した台風19号の被害、線状降水帯と豪雨の関係などを解説していただき、気象について多くのことを学ぶことができました。また、田村市は災害の被害が少ないというお話の中で、その理由が地形と関係していることを知ることができました。普段目にしている気象ニュースが、災害が発生した場合に命の危険を一番に考えて作られていることを知り、災害が起こった時の行動の仕方を考えることができました。その他にも、クイズ形式で気象と災害について考えたり、斎藤様がニュースを報道するまでの一日の流れを伺い楽しく学ぶことができました。
今回の講演を通して、今までよりも深く気象と災害について考えることができました。斎藤様の講演の中で、「公助」ではサポートできない部分がある。「共助」が必要不可欠だ。というお話がありました。また、ご自身の進路についても触れ、失敗を恐れず挑戦することの大切さを話してくださいました。今後、アクティブリーダーの活動で「共助」についてさらに学び活動に生かしていきたいと思います。
アートプログラム「EGAKU」を実施しました!!
今年度のアクティブリーダープロジェクトでは、「コミュニケーション能力(観察力・表現力・対話力・共感力)の育成」「自己認知力の向上」「多様な価値観との出会い」をコンセプトに、アートプログラム「EGAKU」を実施しました。生徒たちは日々学習や部活動、アクティブリーダープロジェクトなど忙しく過ごしている中で、自分自身とじっくりと向き合う時間をつくることができ、日ごろの生活の中を振り返る機会となりました。
また、今回は生徒たちだけでなく多くの教職員にも参加していただきました。生徒たちは普段とは違った教職員の一面を見たり、教職員のグループワークの声に耳を傾けるなどよい刺激があったように思います。逆に教職員も生徒たちが創り上げた作品を見て驚いたり、生徒が創作の中で意識したことを聞くことで、生徒たちの新たな一面を感じることもでき、刺激あるプログラムとなりました。
今回のプロジェクトは生徒たちも教職員も初めてのプログラムで不安を抱いた中での活動開始となりましたが、最後には全員の笑顔が見られ、その中で大きな学びがあったように思います。今後も楽しい活動の中から様々なことを学ぶプログラムを実施し、船引高校アクティブリーダープロジェクトがよりよいものとなっていくよう生徒・教職員が一丸となって頑張っていきます!
東日本大震災に関連した場所を見学しよう!
8月3日(水)に船高アクティブリーダーメンバーで東日本大震災に関連した場所の見学に行ってきました。東日本大震災・原子力災害伝承館を訪れてたことのない生徒は、伝承東日本大震災・原子力災害館とJヴィレッジの見学コースに、訪れてたことのある生徒は、東京電力廃炉資料館とJヴィレッジの見学コースに行きました。今回の研修では東日本大震災に関連した場所を見学することで、災害に対する意識を高め、その教訓を今後どのように伝えていくかを考え深める良い機会になりました。今回学んだことを今後の活動に生かしていきたいと思います。
<伝承東日本大震災・原子力災害館>
伝承東日本大震災・原子力災害館では、地震、津波、原発事故の資料を見学させていただきました。震災当時は、まだ小学校入学前だった生徒たちも展示物や映像を見たり、各ブースで担当の方から説明をいただきながら震災当時を振り返り、震災を伝えることの大切さや私たちだからこそできる防災についても学ぶことできました。
〇生徒の感想
・実際に避難している様子の写真や避難所での写真、各地での避難の様子を写す映像を見て避難したときの大変さや つらさ、命の大切さを自分事として感じられた。
・小学校に残されたランドセルや帽子を見て、当たり前だった学校生活が急になくなったと考えると胸が苦しくなった。
・子どもたちの災害前の原発に関する作文やポスターなどの作品を見て、災害が起こった後だから考えさせられることが多くあった。
・津波や地震の様子をリアルな映像で見ることで、当時の状況を知り、考えを深めることができた。また、震災を知らない次の世代に被害を伝える大切さを強く感じた。
・悲しい資料が多くあったが、震災後多くの人たちが支援してくれた資料もあり人の温かさを感じることができた。
・危険を顧みず使命を果たした人々の様子が展示されてあり、危険な状態にもかかわらず誰かのために動けたことがすごいと思った。
・震災の展示があることで、人々が実際に訪れ当時のことを知り、学べることできると思った。
<東京電力廃炉資料館>
東京電力廃炉資料館では、廃炉に向けた取り組みについて説明を受けたり、廃炉に向けた職員の方の思いを聞きました。
〇生徒の感想
・この先まだ何十年も続く廃炉作業だが、私たちにできることととして正しい情報を知り正しく伝えていくことが大切だと感じた。
・今まで事故が起こったことは知っていたが詳しい過程やそのあとの対応などは知らなかったので、説明を聞いたり映像を見たりして原因や当時の状況を知ることができた。
・実際に着ていた作業着を見て、どれくらいの重装備をしないと作業ができないのかを感じることができた。また、ガスマスクは初めて見たので、強く印象に残った。
・原子炉の冷やすための構造は知っていたが、どのように冷やすのかや構造を詳しく知ることができた。
<Jヴィレッジ>
東京電力福島第1原発事故の対応拠点となったサッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」では、震災前と震災後の様子を説明していただきました。Jヴィレッジの方々が震災復興のために行ってきたことや再開するまでの道のりを知り、多くの感動を得ることができました。
〇生徒の感想
・素晴らしい芝生を駐車場にすると決断した当時のJヴィレッジの方々の気持ちを考えるだけでつらく悲しくなった。
・Jヴィレッジの方々は大切な芝生を駐車場にしなければいけなかったのはつらかったと思うが、人々のために収束拠点となり多くの人の役に立ったことは素晴らしいことだと思う。
・テレビでは何度も見ていたが、生で見た芝生はすごかった。また、長い間休止していたのにもかかわらず、Jヴィレッジの方々が諦めないで再開させようという気持ちが伝わってきたので芝生に入れてより一層感動した。
・震災前も震災後も世界中に愛されていることを知ることができた。
・震災で駐車場になってしまったサッカーコートが震災前よりグレードアップしたコートになり、もう一度サッカーができることに感動した。
・Jヴィレッジ休業中もJヴィレッジのスタッフの皆さんが自分にできることを見つけ諦めずに活動し続けたことが印象に残った。
避難所宿泊体験(田村市)への参加と振り返り
7月2日(土)の避難所宿泊体験(田村市)に、船高アクティブリーダーメンバーで参加をしてきました。田村市役所の職員の方々をはじめ、多くの地域住民の方々とワークショップを行い、様々な視点から避難所の運営について考えることができました。船引高校アクティブリーダーの活動としては、すべてのプログラムについて参加することはできませんでしたが、有意義な時間を過ごすことができました。
<避難所設営のポイントについての講義・ワークショップ>
東日本大震災の時に、実際に避難所運営をされていた北村育美さんからの講義を受けました。コロナ禍での避難所運営では受付の重要性が高いことや通路を確保することの大切さを知るとともに、いつ何が起こってもすぐに対応できる準備をすることの必要性を感じることができました。また、その後のワークショップでは、市役所職員の方々や地域の方々とワークショップをすることでいろいろな視点から避難所について見つめることができ、とてもよい経験となりました。
<避難所レイアウトを考える>
田村市総合体育館が避難所となったときに、実際に施設をどのように使用するのかをグループごとに考えました。体育館の部屋を一つ一つ確認し、どのような用途で使用していくのかを考えました。グループそれぞれに違った視点でレイアウトを考えており、様々な見方で見ることの必要性を感じました。
<段ボールベッドとテントの組立>
段ボールベッドやテントを実際に組み立ててみました。予想以上に重労働でした。高齢者の方々にとっては大きな負担になると感じました。また、組み立てている中で失敗することもあり、何かあったときに向けて練習をしておくことの必要性を感じました。
<今回の体験の振り返り>
4日(月)には学校で振り返りを行い、参加したメンバーで意見をまとめ、参加できなかったメンバーへの共有を行いました。いろいろな方々とコミュニケーションを通して感じたことを、自分たちの言葉でまとめ、しっかりと伝えました。
活動3回目「震災遺産を考える」
活動3回目は、「震災遺産を考える」をテーマに福島県立博物館学芸員の筑波匡介様に講演していただきました。
初めに、筑波様がかかわった中越地震について説明していただき、「復興」とはどういうものなのか、「災害を伝える」とはどういうものなのかについて考えました。
次に、写真の中から震災遺産だと思うものを選び、なぜこれが震災遺産なのか震災当時のことを振り返りながら考えました。一人一人が考えた意見を発表した後、筑波様から写真の説明をいただきさらに考えを深めることができました。
また、筑波様から牛が餓死するまで齧った牛舎の柱のレプリカを御持ちするしていただきました。なぜ、このような形になったのか、なぜ牛は取り残されたのか、牧場主に声をかけるとしたら、どのように声かけをするかという問いに対しても、自分事として考えをまとめました。
筑波様から頂いた言葉に「物は残しても人と向き合わなければ意味がない」「時間がたつにつれて変化していくものをどのように残していくのか」がありました。答えのない問いを考え続ける、問い続ける事こそ、災害伝承になるのではないかということを知ることができました。
今年度の活動のテーマは「震災を伝える」です。その震災を伝えることの必要性について今後も引き続き考え、災害伝承につなげていきたいです。
活動2回目「東日本大震災を振り返ろう」
6月6日(月)に第2回アクティブリーダー育成プロジェクトが行われました。
今回のテーマは「東日本大震災を振り返る」でした。6月13日(月)に行われる“震災遺産”講座の事前学習として、
震災当時を振り返りました!
初めに、各グループで自己紹介と震災当時について覚えていることを話し合いました。
保育園で過ごしていた様子を話す生徒もいれば、自宅での様子を話す生徒もいて当時の様子を振り
返ることができました。
次に、タブレットを用いて「東日本大震災」+「各グレープで調べたいこと」を入力し、震災当時のことを調べまし
た。調べたいことには、「学校、避難所、津波、動物、江頭2:50」があり、HPの文書や画像、動画を見ることで震
災当時を様子を知ることできました。
最後に、各グループで話し合ったことを発表しました。他のグループの発表を聞くことで、さらに震災当時について
の理解を深めることができました。
今回学んだことを、来週の“震災遺産”講座に生かしたいと思います。
震災と復興を未来につむぐ高校生語り部交流会
令和4年1月24日、船高アクティブリーダーの代表メンバーが「震災と復興を未来につむぐ高校生語り部交流会」に参加しました!
この交流会は福島県内20校以上の高校が参加し、震災と復興に関する地域での活動をオンラインで発表しました。
各校の発表は、様々な視点で活動のテーマや地域との関わり方を考えた独自性があるもので、多くのことを学ぶことができました。
また発表を通して、自分たちの活動を改めて振り返ることができ、他校の生徒からメッセージをもらったことで、今後の活動への意欲が高まりました。年度末に向けて、現在行っている活動を仕上げていきたと思います!!
アクティブリーダー新年初活動日!
1月17日(月)新年最初のアクティブリーダーの活動は、12月6日の活動に引き続き、各グループで防災の広報グッズの検討、動画の作成を行いました。
また、今日は阪神淡路大震災の日でした。私たちが生まれる前の出来事ではありましたが、今現在もその時の教訓は語り継がれています。今日は阪神淡路大震災のことを振り返り、防災の大切さを改めて確認することができました。
次回の活動も、引き続き防災広報グッズや動画の作成をしていきます!
今回のHPは、広報班2年、西屋と石井が担当しました!
田村市から提供していただいた非常食を全校生に配付しました。
12月20日(月)のアクティブリーダーで開催された非常食の講習にあわせ、田村市役所様から「災害時の食について考えるきっかけにしてほしい」とのご厚意で船引高校の全校生に非常食を提供していただきました。
各クラスにて船高アクティブリーダーのメンバーが中心となって、非常食を配り、講習で学んだことを伝達しました。
田村市役所様には講習のご協力と非常食のご提供、本当にありがとうございました。
非常食について考えてみよう
12月20日(月)のアクティブリーダーの活動は、田村市役所様ご協力のもと、“災害時の食”についての講座が開かれました。
講座では、田村市役所生活環境課生活安全係長の桑原春光様から「田村市の災害時等の対策と私たちの備えに必要なこと」、保健福祉部保健課主任栄養技師の佐久間嘉子様から「災害時の食事と栄養摂取について」のお話をいただきました。
また、田村市が備蓄している非常食の一部を提供していただきました。講義の中で実際に食べてみて、「普通の食事と同じでおいしく食べられた」、「誰にでも食べやすい味で、調理方法も簡単だった」、「量が多く、非常時でもエネルギーが補給できる」などといった感想があり、災害時の食事について考えることができました。
今回の活動を通して、“日頃からの備え”が大切であるということ、さらに、家庭での防災リーダーとして自分たちが活躍し、地域を支えていくことが重要だと改めて感じました。
広報用グッズのあれこれを検討しています!
船高アクティブリーダー育成プロジェクトでは、今年度”防災”をテーマに活動をしています。防災の学習を通して”地域のつながり”の大切さを実感しています。
12月6日(月)アクティブリーダー第13回の活動は前回に引き続き、広報用グッズのデザインや品物に添えるメッセージを考えました。私たちの伝えたい情報を効果的に発信する点に着目して話し合いを進めました。
動画の制作は、”地域のつながり”の視点を大切にしながら絵コンテや撮影シーンを確認しました。また、他校のHPを参考に、よりよい記事の掲載方法について意見を出し合いました。
次回の活動は、外部講師の方を招き”災害時の食事”について学びます!次回の活動も楽しみにしてください!
本日の記事は、2年 松本、坪井、古河が担当しました。
広報用グッズのデザインを検討しました。
令和3年11月22日(月)、アクティブリーダー第12回目の活動を実施しました!
アクティブリーダーでは、今年学んだ防災をテーマに広報グッズの作成、動画の作成を行っています!
今回の活動では、防災をテーマにしたグッズを選定したり、そのデザイン案をグループに分かれて考えたりしました。また、動画作成班は動画撮影の絵コンテ案を出し合いました。
田村市や他の地域のPR動画を参考にして、今回の活動に生かしました。
「高齢者にも」「若者にも」分かりやすく、「言葉遣いを優しく」などを意識しながら、活動を行っています。
完成に向けて、頑張ります!
今回の記事は、広報班の1年小山田と浦山が担当しました!
新しいアクティブ班で活動しました!
令和3年11月8日、第11回アクティブリーダーの活動を行いました。
今回の活動では、5班に分かれて防災グッズ作成、動画作成の計画を話し合いました。
話がまとまらなくて大変な様子も見られましたが、一人一人が積極的に活動していました。
次の活動も頑張ります!
今回のホームページは、広報班の2年生、西屋と石井が担当しました!
防災マップや防災グッズを比較検討しました!
本日のアクティブリーダーの活動は、各自治体で作成された防災マップや防災グッズをグループに分かれて比較検討しました。
情報量、分かりやすさ、手軽さ、定着のしやすさなどについて意見を出し合いました。
だれが見ても「わかりやすい」「必要な情報が得られる」などユニバーサルデザインを考慮した防災マップとは?それぞれが活発な意見を交換しました。
最後に、アクティブリーダーとして地域のためにできる防災の取組みは何かを考えました。
次回の活動では、いよいよ”地域のためにできること”を本格的に取り組みます!
東日本大震災・原子力災害伝承館に行ってきました!
令和3年10月16日(土)アクティブリーダーのメンバー(希望者)が、双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館を見学しました。
今回の研修は、福島県の「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」の一環での研修でした。
天気はあいにくの雨模様でしたが、参加した生徒22名は意欲的に研修に臨んでいました。
見学のなかで、実際に語り部として活躍されている大学生の方から当時のお話を聞き、生徒たちも当時を振り返るよい機会となりました。
今回の研修で学んだことを今後のアクティブリーダーの活動に活かしていきたいと思います。
さすけなぶる講習ワークショップ
10月11日(月)、前々回実施した福島大学の天野先生による「さすけなぶる講習」に引きつづき、「さすけなぶる講習ワークショップ」を福島大学さすけなぶる研究会客員研究員 北村育美 様をお迎えして行いました。
このワークショップでは、災害がおきたときの避難所運営メンバーとしてグループに分かれ、起こりうる様々な課題に対して、どのように対応するか、その理由は何か、などを考え話し合いました。
正解がないこの課題に意見を出すということは初めは難しかったのですが、様々な意見を共有することを通して、多様な視点で考えを広げていくことができました。
避難所運営における重要な5つのキー、大切なのは「想像力」を養うこと、など避難所運営だけでなく日常生活や人との関わりにも繋がる大切なことも学ぶことができました。
この経験を今後のアクティブリーダーの活動にまた繋げていきます!
さすけなぶる講習、田村市防災訓練の振り返り
9月13日(月)アクティブリーダーの活動は、前回の活動「さすけなぶる講習」と8月に参加をした「田村市防災訓練」の振り返りを行いました。
はじめに「田村市防災訓練」に参加したメンバーが、訓練の内容などを報告しました。また、訓練で組み立てたパーティションやベッドをお借りし、参加してないメンバーも組み立ての体験を行うことで、訓練で気付いたこと、学んだことを全体で共有し、避難所運営のイメージをより明確にすることができました!
「さすけなぶる講習」の振り返りでは、講習を受けて感じたこと、考えたことをグループで共有し、全体に発表をしました!
次回の活動では「さすけなぶるワークショップ」を行います!
さすけなぶる講習
8月30日(土)2学期最初のアクティブリーダーの活動は、福島大学うつくしま未来支援センター特任教授の天野和彦先生による「さすけなぶる講習」を行いました(新型コロナ感染防止のためリモートでの開催)。
天野先生は東日本大震災当時、避難所運営に携わっていました。この日は「東日本大震災で、ふくしまに起こったこと-大規模避難所運営の実際-」の演題のもと、当時の経験をふまえて、避難所運営や防災について大切なことは何かという視点からお話をいただきました。
講演では「避難所の使命は命を守ること」「交流と自治の視点」「人と人とのつながり」…など、防災についての新たな視点や考え方を学ぶことができました。
今後は「さすけなぶるワークショップ」を開催する予定です。防災についての学びをさらに深めていきます!
田村市の避難所開設・運営訓練に参加してきました!!
令和3年度7月31日(土)、船高アクティブリーダー育成プロジェクトのメンバーのうち11名が田村市の避難所開設・運営訓練に参加してきました!
訓練では、何もないところから段ボールやテントを使用して組立作業が行われました。段ボールを使用したパーテーションは予想していたより大きくみんなで力を合わせて運びました。
段ボールベッドの組み立てでは、田村市長様と共同で実施しました!
約1時間で避難所の設営が完了しました。実際に自分たちで組み立ててみると予想より大変でした。
地域の方々と試行錯誤しながら作業しました。
今回の活動を通して、実際に避難してきた人たちをどのようにサポートしていったらよいのか、考える良い機会となりました!
令和3年度 体験入学が開催されました!
7月30日(金)船引高校の体験入学が開催されました!
今年度は田村市をはじめとする約130名の中学生が参加してくれました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、手指消毒やソーシャルディスタンスに十分配慮しての開催でした。
在校生代表として、生徒会長の和泉くんが歓迎の言葉を述べました。
全体会では、デュアル実習や船高アクティブリーダー育成プロジェクトの紹介、ドローン科学探究部の紹介、よさこい部による演舞が披露されました。
全体会終了後は、各教室に分かれて体験授業が行われました。
国語、数学、英語、社会(地歴公民)、商業、ドローン、デュアル、家庭と様々な講座が開講されました。
社会の授業では、校長先生が授業をしてくださいました!
家庭科の授業では、保育技術検定で実施される造形表現技術の実践が行われました。
デュアル実習の授業では、実際にデュアルコースを選択している高校生が授業を実施しました。
高校生が行う授業はとてもわかりやすく好評で、大きな拍手があがるなど大変盛り上がりました!
ドローンの体験では、ドローン科学探究部のメンバーが中学生に指導しました。
実際にドローンを飛ばすという貴重な経験に中学生も大喜びしていました!
体験授業終了後は、部活動の見学が行われました。
今年は、新型コロナウイルスの影響で体験することはできませんでしたが、中学生のみなさんは楽しみながら見学してくれました。
中学生の皆さん、ぜひ船引高校に入学して、楽しい高校生活を送りましょう!!
皆さんの入学を心待ちにしています!!
都路植物工場&ふぁせるたむらの見学に行ってきました!
夏休み初日の7月21日、アクティブリーダー第4回目の活動として、都路にある植物工場「A-plus」とたむら市の農産物直売所「ふぁせるたむら」を見学しました。
都路町の植物工場「A-plus」はすべてが機械化された工場内でレタスの水耕栽培を行っています。工場の説明や見学を通して、最先端技術を使用した農業の在り方について学ぶことができました。
お土産にフリルレタスをいただきました!おいしくいただきます!
農産物直売所「ふぁせるたむら」では、田村市の農産物や特産品、地産地消の取り組みについて学ぶことができました。
店長さんには、取り扱っている農産物や製品の説明の他、おいしいももの見分け方なども教えていただきました!
今回の活動では、地元田村市の産業について理解を深めることができました。今回得た知識を今後のアクティブリーダーの活動に活かしていきたいと思います!
第3回 船高アクティブリーダー育成プロジェクトが行われました!
7月5日(月)アクティブリーダーの第3回目の活動が実施されました。
3回目は、前回作成したウェビングマップを比較検討することと、身近な”防災ツール”を実践することでした。
ウェビングマップの比較では、自分たちのグループでは出なかった意見に気づくことができ、防災に対するイメージをふくらませることができました。
次に、身近な”防災ツール”の実践として、災害でコップが使えない状況の時、新聞紙やビニール袋、ラップ、アルミ箔などを使用して水が飲める道具をつくってみよう!ということになりました。はじめは、新聞紙をどのように使ったらよいのか悩んでいたようですが、グループで知恵を出し合ってそれぞれの形にすることができました。
最後に実際に水を入れて、コップとしての機能が果たせるのか試してみました。
形はグループごとに様々でしたが、コップとして使用できれば”正解”である、というまとめとなりました。
実際に災害が発生すると、さまざまな問題に直面します。
なかには”答えのない問題”にも遭遇します。
今回の活動では”答えのない問題”にどう立ち向かうのか、みんなで考える良い機会となりました!
活動第2回目!「防災のイメージをふくらませよう」
6月21日に今年度第2回目の活動を行いました。
今回は、「防災のイメージをふくらませよう」というテーマで、グループに分かれての活動です。
様々な学年やクラスが混ざったグループ編成でしたが、はじめに自己紹介やアイスブレイク、防災クイズを行い、生徒同士の交流を深めることができました。
本日のメインは、防災からイメージするキーワードを出し合い、それを分類・マッピング(関連付け)する活動です。
本日の活動を通して、防災のためにやるべきことや必要なことが認識できたと思います。この活動を起点として、今後も防災についての知識や考えを深めていきます!
令和3年度アクティブリーダープロジェクト始動!
本校の地域貢献活動である「地域復興~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」が新年度を迎え、新たなメンバーで活動を開始しました。
今年度は1、2年生43名での活動となります。昨年度の活動内容をふりかえり、今年度のテーマや計画について説明を受けました。
今年度のテーマは、「地域の防災」です。高校生の視点から防災について考え、その内容を地域住民に伝えていく活動を通して、地域のリーダーとしての資質・能力を高めていくことを目標としています。
地域の皆様には昨年度と同様に様々な場面でご協力をいただくことがあるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
校内発表会を行いました!
12月18日終業式後、これまでお世話になった講師の先生方をお招きし、アクティブリーダープロジェクト今年度の活動報告を行いました。
この日の発表に向けて、グループごとに発表原稿やスライドを準備し、何度も練習をして臨みました。
はじめに「外部講師の講義から学んだこと」について発表しました。
次に「都路町での農業体験」「都路小学校との交流」について発表しました。
私たち情報発信班も発表しました。
全校生や先生方、講師の先生方を前にとても緊張しましたが、練習の成果を出すことができました。
この一年間取り組んできたことを、皆さんに伝えることができて良かったです。
来年度も、さらに地域に貢献できるよう、活動していきたいと思います。
担当 情報発信班 2年2組 K.M.
都路小学校との交流③
3回目の都路小学校とのオンライン交流を行いました。
小学生とのオンライン交流も今回で終わりを迎えるので、発表を担当するメンバーは今まで以上に熱心に準備をしていました。特に、先日キクイモ掘り体験に行ってきた体験班は、よりわかりやすく伝えるために交流が始まる寸前まで発表の確認をしていました。
初めに、交流班が船引高校についてのクイズを出しました。その中で、交流班のメンバーが描いた絵を使ったクイズも取り入れてい、小学生だけでなく高校生も楽しんでいました。
次に、体験班が発表をしました。都路町にある「よりあい処華」ができた理由や今泉さんのお話をしました。
また、キクイモについての説明やキクイモ掘りを体験してみての感想、収穫したキクイモの調理や試食してみての感想などを伝えました。
発表を終えて…
発表者「小学生が楽しそうに反応してくれて、とてもうれしかったです。交流3回目の今回が一番よくできたと思います。」
司会者「司会は本当に大変でしたが、やりがいがあり、とてもいい経験になりました。」
と、話していました。
今後の取り組み予定
12月18日にアクティブリーダー育成プロジェクトのこれまでの活動内容について、全校生徒へ向けた校内発表を行う予定です。今回の経験も生かして、よりよいものにしたいです。
担当 情報発信班 2年1組 S.S. 1年1組 K.M.
キクイモ掘りを体験しました。
11月29日(日)体験班は都路町を訪れ、キクイモ掘りを体験しました。
体験班のメンバーから、「土の中からキクイモを掘る作業は慣れていなくて大変だったけど、楽しかった!」「大きいキクイモを掘り上げたときは、とてもやりがいを感じることができた!」などの感想を聞きました。
収穫作業後は、都路町の住民の方からキクイモを使った料理を教えていただき「キクイモのかき揚げ」を試食させていただき、とても美味しかったとのことでした。
キクイモを栽培している方からは、イノシシなどの野生動物から農作物を守るために柵を設置していることや、野生のサルと遭遇した時のエピソードを面白おかしく伺うことができ、キクイモ掘り体験を通して、都路町の住民の方と交流することができてよかったです。
体験班のメンバーは、明日の都路小学校の児童の皆さんとのオンライン交流のときに、キクイモ掘り体験について発表します。今日は発表のリハーサルも行いました。
昨日収穫したキクイモを、私たち情報発信班もおすそ分けしていただいたので、早速今夜食べてみたいと思います。
明日は、都路小学校の児童の皆さんとのオンライン交流3回目です。
担当 情報発信班 2年1組 S.T. 1年1組 M.K.
都路小学校との交流②
今日は都路小学校の児童のみなさんと2回目の交流をしました。
自己紹介に続いて、5年生から行司ヶ滝などの自然や、スイーツゆいなどの特産品について発表がありました。
次に6年生から、都路町を盛り上げるために作成したPR動画から学んだことについて発表がありました。
PR動画はドローンによる撮影映像も使用されており、ドローン科学探究部のある本校にとって、とても参考になる動画でした。
発表を聴いた後、船高生から小学生に動画の撮影についてやおすすめのスイーツなど、いろいろな質問しました。
交流終了後に本校のメンバー(交流班と体験班のメンバー)に取材したところ、「都路愛にあふれていると感じた」「発表が小学生とは思えないほど上手だった」などの感想がありました。
私たち情報発信班も小学生の発表を聴いていましたが、小学生はとても元気で、こちらまで元気をもらえました。
次回の交流12月1日がとても待ち遠しいです。
担当 情報発信班 2年1組S.S. 2年1組W.K. 2年2組K.M. 1年1組M.K.
都路小学校との交流①
今日は、都路小学校の児童のみなさんとインターネットを通じて交流をしました。
自己紹介から始まり、アクティブリーダープロジェクトの説明や体験活動(キクイモ農家、イワナ養殖、トマト農家)、講話(webの効果的活用方法)についてと、今後の活動(特産物の商品開発、SNSでの発信、キクイモ収穫体験)について発表しました。
都路小学校のみなさんと交流終了後に、交流班のメンバーと、同席した体験班のメンバーにインタビューをしました。
Q.発表してみてどうでしたか?
A.発表の準備に時間がかかってスムーズに進めることができなかったが、小学生に分かりやすいように工夫して発表することができました。
初めてにしては、小学生の反応がよくて私たちも楽しく発表することできました。
Q.次への改善点はありますか?
A.緊張して大きな声で発言できなかったり、ハキハキ話せなかったりと、相手が聞き取りづらかったと思うので、
次回は、大きな声でハキハキと話したいです。
また、小学生に見せた資料の中に、難しい漢字があったので、ふりがなをふると良かったと思います。
次回は改善点を活かして、今回よりもよりよい発表にしたいです。
担当 情報発信班 2年1組 S.S. 2年2組 M.K.
本日の活動
【体験班】
本日の活動では、今までの体験活動の内容を発表するための原稿作成を行いました。
「自分たちが体験したことを他の人に伝えたい」、「地域の方が町の復興のために頑張っている姿を見て、自分たちも力になりたい」という気持ちで、原稿作成に真剣に取り組んでいました。
次回も原稿作成の続きをする予定です。
【交流班】
本日の活動では、それぞれが作成してきた発表物をまとめ、次回の発表練習へ向けた話し合いをしました。発表形式はKP法という紙芝居に似た方法をとっており、1枚の紙に書く文字の大きさや太さ、文章の量、小学生でも読める漢字かどうかなど、様々なことに気をつけています。
次回は、11月4日(水)に発表の練習(リハーサル)を行います。
【HP班】
全員で前回の活動についての確認をした後に、本日の担当者が取材とホームページへの記事掲載を行いました。
担当 情報発信班 2年1組 S.S. 1年1組 M.K.
班別活動をしました!
【体験班】
お世話になった外部講師の講義や、都路町見学・体験活動について、これまでの活動内容をまとめるために役割分担を行いました。そして、今後の活動についての確認を行いました(11月29日(日)にキクイモ掘りの体験を行う予定です)。
【交流班】
小学校との交流1日目に行うレクリエーションと船引高校の活動紹介の内容について、話し合いを行いました。
〔レクリエーション〕三択クイズと船引高校についての○×クイズを行います。
〔船引高校の活動紹介〕アクティブリーダー育成プロジェクト、講師として来てくださった久保田さんの講話、都路町で行ったキクイモ農家での収穫体験についての発表を行います。
以上のことについて、本日の話し合いで決まりました。
【HP班】
講師として来てくださった久保田さんの講話についての振り返りを行い、ホームページに掲載する上での注意点などを確認し合いました。その後、今後の取材とホームページへの記事掲載について、役割分担を行いました。
担当 情報発信班 1年1組F・M 1年1組K・M
体験活動班の情報交換をしました!!
今回は夏休み中に行った体験活動について、各班発表を行いました。
1班 吉田水産、イワナの養殖について
2班 菊芋農家、菊芋について
3班 トマト農家、栽培方法など
次回からは、菊芋の収穫体験班、都路小学校との交流班、情報発信班の新たな班編成で活動を行っていきます。
担当 情報発信班 2年1組 S・S、2年1組 W・K
2学期の活動を開始しました!
夏休み期間中、アクティブリーダー育成プロジェクトのメンバー達は3つの班に分かれて都路町に体験活動に出かけました。
2学期が始まって最初の活動日は、夏休み期間中の体験活動の振り返りを行いました。
次週、各班に分かれて体験活動の発表を行います。
各班、自分たちが体験してきた活動の様子や地元の方から伺ったお話などを一生懸命まとめていました。
来週の発表が楽しみですね!
発表の様子は次週お伝えします。
財団法人Sw!tchの久保田様をお招きしました!
今回のアクティブリーダー育成プロジェクトの活動では、一般社団法人Sw!tch代表理事の久保田健一様をお招きして、お話をいただきました。
久保田様の講話を聞き、「自分たちはなぜ情報を発信したいのか」「誰に情報を届けるのか」など考える良い機会となりました。また、自分たちでどのようにして地元の情報を伝えたらよいのか、発信方法や情報を発信するうえでの注意点などを学ぶことができました。今後のアクティブリーダー育成プロジェクトの活動に今日学んだことを生かしていきたいと思います。
「新商品開発特別授業」に参加しました。
8月4日(火)二本松市の福島県男女共生センターで「新商品開発特別授業」が行われました。本校からは10名の生徒が参加し、2名の講師の先生から新商品を開発するうえでの心構えや商品を開発していく手順などについてお話をうかがいました。
商品開発は次年度以降を予定しています。これからも引き続き商品開発に関する学習に取り組んでいきたいと思います。
3人の講師の先生方にお話をお聞きしました!!
令和2年7月14日(火)船引高校にて、第5回アクティブリーダー育成プロジェクトの活動を行いました。
今回の活動では3つの班に分かれて「田村市の職員や都路町の畜産農家の方からお話を聞こう」というテーマで、都路行政局長 渡辺 一智 様、田村市役所 吉田 眞梨 様、都路町畜産農家 三田 勝一郎 様の3人の講師の先生方をお招きして、震災当時の様子や復興の状況などをお聞きしました。
<各班での話を聞いての生徒の感想>
1班
私たちは都路行政局長の渡辺さんにお話しをお聞きしました。震災当時の様子や、都路町の復興の変化について貴重なお話をお聞きすることができました。今後、都路町をどのように盛り上げていくかや復興後の新たな定住促進についてなど、今後のアクティブリーダーの活動で生かしていきたいと思います。
2班
私たちは、震災当時高校生で現在田村市役所に勤務されている吉田さんにお話をお聞きしました。当時の高校生活や震災・原発事故を受けて将来に対して不安だったことなど、詳しくお話いただきました。特に興味を持った内容は地域づくりについてです。地域づくりをするうえで、自分のできることからはじめるという意識が大切だということがわかりました。
3班
3班では、都路町で畜産農家を経営されている三田さんにお話しをお聞きしました。都路町は畜産が有名で主に牛や豚、卵を生産しています。三田さんからは、震災前と震災後で何が変わったかや牛についての知識を写真などの資料を使って詳しく教えていただきました。
次回の活動では、本日聞いたお話をグループごとにまとめる活動を行います。
活動開始!!
平成29年度、平成30年度に行われた本校独自の地域貢献活動である「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」が新たなメンバーで活動を開始しました。
参加を希望した1,2年生の30名が6月15日に活動を始め、本日は第4回目の活動となりました。
第1回 6月15日 ガイダンス
第2回 6月19日 平成29年度、平成30年度活動の振り返り & 震災についての先入観を考える
第3回 7月1日 田村市と都路町の特徴と震災による避難の経緯について知る
第4回 7月3日 田村市と都路町の課題は何なのかを学ぶ
今後は、東日本大震災・原発事故で避難を余儀なくされた都路地区の方々と交流し「過去・現在・未来」を「知って」「聞いて」「見て」「まとめて」いきます。夏季休業中には都路地区へ行き、都路の現状を確認し、農畜産業の体験を行います。また、田村市のPRにつなげるために商品開発の学習会にも参加する予定です。
継続した活動により、生徒は地域をよく知り、地域に必要なことを考え、自ら積極的に行動する「地域のリーダー」をめざしていきます。(この活動は福島県教育委員会事業「チャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業」の補助を受けて活動しています。)
地域の皆様には今後も様々な場面でご協力をいただくことがあるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業 成果発表会
1月19日(土)、福島市の「とうほう・みんなの文化センター」で開催された標記の発表会に、「船高アクティブリーダー育成プロジェクト」のメンバー6人で今年度も参加してきました。「都路町の復興調査」「都路灯まつり参加」「山形県左沢高校との交流」の3つのテーマを柱に、これまでの活動の成果や復興への思いを堂々と発表することができました。この発表に向けて生徒たちは冬休みを返上し、現在までの活動をまとめ、資料を作成し、当日のプレゼンテーションの練習を何度も何度も行いました。どのようにしたら聞く人にわかりやすく、そして心に響く伝え方ができるか、苦労と工夫を積み重ね、このプロジェクトの集大成にふさわしい発表だったと思います。これまでご協力頂いた田村市の関係者の皆様、貴重な経験をさせていただき大変ありがとうございました。
子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業 成果発表会
生徒たちは,「人の復興」「農業・漁業の復興」「店の復興」の3グループに分かれて発表しました。実際に都路の方々にお話を聞いたり見学したりして感じたことやわかったことを簡潔にまとめ,左沢高校での交流会や自分たちが何をしなければならないのかを12分間にまとめた素晴らしい発表でした。しかも,都路で作っている「キュウリジャム」やスイーツ「結」の紹介もしっかりとしてきました。
最後に都路に住んでいる赤石沢君が「自分は都路に住んでいますが,こんなに皆さんが頑張っていることを初めて知りました。自分もこれから地域のために頑張りたいと思いました」としめくくり,発表は大成功でした。
最後に講評をいただいた福島大学准教授小暮先生からは「丁寧に調べた発表でした。地元のことでも分からないことが多いが,詳しく調べることで地元愛や地元に戻ろうとする気持ちを育むことはとても大切だと思います。引き続き取り組んでください。」との講評をいただきました。
まさに私たちが目指してきたことを理解していただき,生徒たちの取り組みは100%成功でした。さらに,このような大きな舞台で多くの方々の前で発表することができ,生徒たちにも大きな自信になったと思います。生徒の皆さんには,地域のために自分は何ができるのか,しなければならないのかをよく考え,自ら行動できる人に成長して欲しいと思います。
最後に,このプロジェクトにご協力いただきました全ての方々に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
「学校自慢コーナー」をご覧下さい
特に,「アクティブリーダープロジェクト」では,都路訪問の様子と,山形県立左沢(あてらざわ)高等学校との交流会の様子が詳しく載っていますのでぜひご覧いただきたいと思います。
すでに田村市の広報誌「Tamura」にも,この交流会に参加した生徒の取材記事が載っていますので,地域の方はすでにご存じだと思います。
交流会は,左沢高校の1年生94名との交流会。互いに学校紹介をした後,自分たちが調べてまとめたことを説明し,その後15班に分かれて協議を行い,充実した素晴らしい交流会になったそうです。
広報誌「Tamura」に掲載された本校生は,「地元の人が一人ひとり,復興に向けて努力しているんだと感じました」「将来は地元に戻り,働きながら地元を盛り上げたい」「活動で得た経験を,今後の高校生活や将来に役立てたいです」と話しています。
このような活動や経験を通して,地域復興・地方創生のために,何を大切にしなければならないのか,自分は何をすべきなのか,そのためにどんな進路を選択すべきなのか等を考える大きなきっかけにしてほしいと思います。
「知る」「調べる」「発表する」「行動する」
これは,「アクティブリーダープロジェクト」の活動をまとめた校内用の掲示物で(「アクティブリーダープロジェクト」については,上のメニューをご覧下さい),夏休み中に都路を訪問し,その内容を「人間的な復興」「自然系の復興」「店の復興」の3つにまとめたものです。それぞれの班が都路の方からお話いただいたことやインタビューしたことをまとめ,「行ってみた感想」「自分たちにできること」なども簡潔にまとめました。コンパクトにまとまっていて,生徒たちの率直な感想が述べられているのではないかと思います。
その中から生徒たちの感想の一部を紹介しましょう。
●「復興は進んでいるということがわかったが,その事実は県外の人には知られていない。都路地区がさらに復興するために,今回の活動を通して県外へ『都路の復興は進んでいる!』ことをアピールしたい」
●「一度都路から離れても,都路が心配で戻ってきて,今度は前よりも楽しい町にしようとしていることがわかりました」
●「都路の人達は風評被害を払拭するために,努力をしていることがわかりました。被害を受けても,自分たちの土地が大切だからこそ,自分から進んで都路に戻り,農業を再開している人が多いことがわかりました。」
何かを成し遂げようとする時には,「知る」「調べる」「発表する」「行動する」の4段階があると思います。生徒たちはまさに「知る」「調べる」を行い,山形県の左沢高校に行って「発表」してきます。この経験がさらに「行動」に繋がれば,未来を創る若者がたくさん増えるに違いありません。
山形へ行こう
「他県へ復興をアピールする」って何県に行くの? と思いますよね。実は,山形県立左沢(あてらざわ)高等学校と交流会をする予定になっていて,現在少しずつ準備を進めています。左沢高校と言えば剣道の強豪校で,全国的にも有名ですね。
ということで,この本来のプロジェクト名が少々長いため,校内では「山形へ行こうプロジェクト」で通っています。
月曜日の放課後は,左沢高校との交流会に向けて準備をしました。都路で聞かせていただいた話やその感想をまとめて,発表するためのポスターづくりです。生徒たちは「農林水産業」「人」「経済」の3つの班に分かれて作業をしています。
その元になっているのは,生徒たちが一生懸命取ってきたメモです。
都路に実際に行ってみて,説明を聞いて,直接会話して,施設を見学して,・・・高校生の目線でどう思ったのかどう感じたのか,そして,都路の方々が復興のためにどれだけ頑張っているのかを上手にまとめ,左沢高校の生徒たちに,しっかりと伝えて来てほしいと思います。
さらに,いろんな交流を通していろんな考え方に触れ,自分の世界を広げて来て下さい。
「復興」という言葉の意味
昨日のタイトルも都路だったのに,また都路? 都路が好きなの? と思われる方,そのとおりです。
実は,本校は,福島県教育委員会が行っている「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に,「風評被害などを経験した地域との交流を行い,地域の復興を考え,他県へ復興をアピールする」という事業案を提案したところ,無事採択していただきました。
校内では,「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」という名称で,1・2年生と生徒会役員30名が活動しています。
ということで,今日は都路で被災し避難を余儀なくされ,避難指示解除後いち早く帰還した4名の方々の話をお聞きしました。話を聞かせていただいたのは,川魚の養殖場を復活させた吉田栄光(えいみつ)さん,最初に帰還して農業を再開した坪井久夫さん,帰還した人達が集まれる場所が必要と考え「よりあい処 華」を始めた今泉富代(ひさよ)さん,90年続く旅館を再開させた吉田幸弘さんです。そして,進行役として復興応援隊理事長の佐原さんに,ファシリテーターとして隊員の渡辺さん,山代さんにもお手伝いいただきました。
午前中は,都路公民館で,この4名の方々にお話を伺いました。避難指示解除後,どの方も故郷の復興を願いいち早く帰還し,互いに背中を押しあいながらここまで前進してきた方々です。直接お話をお聞きでき,皆さんの体験談は心に響きました。
発表の後は,4名の方々にも生徒のグループに入っていただき,質問に直接答えていただきました。生徒たちもたくさん質問し,とても活発な協議になりました。皆さんの思いに直接触れることができ,生徒たちは「復興」という言葉の意味をより深く理解できたと思います。
午後は,吉田栄光さんの経営する川魚の養殖場と,坪井久夫さんの経営する農園を見学させていただきました。全国各地で食べられているヤマメやイワナは,ここから出荷されています。山奥にある魚の養殖場は水が命。ここでしかできない仕事だそうです。坪井さんの作るトマトは甘くて本当に美味しかったです。坪井さんには,若い人達がたくさん集まる賑やかな場所を作りたいという夢があり,その実現に向けて今も奮闘しています。
どの方も「自分のためだけではなく,都路の未来のために,未来の子どもたちのために頑張っている」と話されたことです。自分も大変だけれども,いつまでもそう言っているわけにはいかない,都路の未来を創るために頑張っている,そういう熱い思いが都路を支えているんだと感じました。
今回は,田村市役所の鎌田さんをはじめ,市役所の方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました(実は,7月31日(月)のブログに書いた鎌田さんのお話もこの活動の一環でした)。おかげさまでとても充実した一日になりました。今日のこの体験を,他県の高校生にしっかりと伝え,交流を深めてきます。これからもよろしくお願いいたします。
自分で確かめる
このプロジェクトに参加しているのは,生徒会役員を含む1年生11名,2年生19名の合計30名です。7月25日(火)に,生徒たちが都路地区の風評被害を話し合い,「農林水産業」「人」「経済」の3つの班に分かれて考えることにしました。
そして今日は,田村市協働まちづくり課課長の鎌田様においでいただき,原発事故当時の田村市の被災状況や対応などをお話していただきました。大地震が発生した日は,NHKののど自慢放送のために総合体育館の会場準備が終わったところで,そこを急遽撤去して避難者を受け入れたそうです。また,現在の都路町の帰還率は世帯数では89.4%,人口では86.0%となっているとのことでした。
お話を聞いた生徒たちからは「当時の家畜の管理はどうしていたんですか?」「再開できない事業はあるんですか?」などいろいろな質問があり,鎌田様には一つひとつの質問に丁寧に答えていただきました。お忙しい中おいでいただき,長時間お付き合いいただき本当にありがとうございました。
今後は,実際に都路地区を訪れて住民の方々から直接お話をお聞きし,生徒たちが自分の目で見て,自分の耳で聞いて,自分の心で感じたことを,自分の頭と手で考えをまとめさせます。今後の展開にご期待下さい。
〒963-4398
福島県田村市船引町船引
字石崎15番地の3
TEL 0247-82-1511
FAX 0247-82-5233
E-mail:
funehiki-h□fcs.ed.jp
(□には@が入ります)
アクセスしてください。
〇 令和8年4月に船引高等学校と
小野高等学校は統合する予定です。
〇 定員 総合学科 160名
(4学級)
〇 場所 船引高等学校校舎
〇 校舎方式
〇 令和6年度に船引高等学校、
小野高等学校に入学する生徒は、
統合高校として卒業することになります。
※ 詳しくは、福島県教育委員会の
HPへ https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/kaikakukondankouki.html
● グリーンパーク都路
下記URLをクリックして動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=PLyzS0FL3g4&t=3s