平成29年度、平成30年度に行われた本校独自の地域貢献活動である「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」が新たなメンバーで活動を開始しました。
参加を希望した1,2年生の30名が6月15日に活動を始め、本日は第4回目の活動となりました。
第1回 6月15日 ガイダンス
第2回 6月19日 平成29年度、平成30年度活動の振り返り & 震災についての先入観を考える
第3回 7月1日 田村市と都路町の特徴と震災による避難の経緯について知る
第4回 7月3日 田村市と都路町の課題は何なのかを学ぶ


今後は、東日本大震災・原発事故で避難を余儀なくされた都路地区の方々と交流し「過去・現在・未来」を「知って」「聞いて」「見て」「まとめて」いきます。夏季休業中には都路地区へ行き、都路の現状を確認し、農畜産業の体験を行います。また、田村市のPRにつなげるために商品開発の学習会にも参加する予定です。
継続した活動により、生徒は地域をよく知り、地域に必要なことを考え、自ら積極的に行動する「地域のリーダー」をめざしていきます。(この活動は福島県教育委員会事業「チャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業」の補助を受けて活動しています。)
地域の皆様には今後も様々な場面でご協力をいただくことがあるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
1月19日(土)、福島市の「とうほう・みんなの文化センター」で開催された標記の発表会に、「船高アクティブリーダー育成プロジェクト」のメンバー6人で今年度も参加してきました。「都路町の復興調査」「都路灯まつり参加」「山形県左沢高校との交流」の3つのテーマを柱に、これまでの活動の成果や復興への思いを堂々と発表することができました。この発表に向けて生徒たちは冬休みを返上し、現在までの活動をまとめ、資料を作成し、当日のプレゼンテーションの練習を何度も何度も行いました。どのようにしたら聞く人にわかりやすく、そして心に響く伝え方ができるか、苦労と工夫を積み重ね、このプロジェクトの集大成にふさわしい発表だったと思います。これまでご協力頂いた田村市の関係者の皆様、貴重な経験をさせていただき大変ありがとうございました。



8月10日のブログでもお知らせしたように,本校は,福島県教育委員会の「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に事業案を提案したところ,無事採択していただきました。
校内では,「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」という名称で,1・2年生と生徒会役員30名が活動しています。
「他県へ復興をアピールする」って何県に行くの? と思いますよね。実は,
山形県立左沢(あてらざわ)高等学校と交流会をする予定になっていて,現在少しずつ準備を進めています。左沢高校と言えば剣道の強豪校で,全国的にも有名ですね。
ということで,この本来のプロジェクト名が少々長いため,校内では「山形へ行こうプロジェクト」で通っています。

月曜日の放課後は,左沢高校との交流会に向けて準備をしました。都路で聞かせていただいた話やその感想をまとめて,発表するためのポスターづくりです。生徒たちは「農林水産業」「人」「経済」の3つの班に分かれて作業をしています。
その元になっているのは,生徒たちが一生懸命取ってきたメモです。
都路に実際に行ってみて,説明を聞いて,直接会話して,施設を見学して,・・・高校生の目線でどう思ったのかどう感じたのか,そして,都路の方々が復興のためにどれだけ頑張っているのかを上手にまとめ,左沢高校の生徒たちに,しっかりと伝えて来てほしいと思います。
さらに,いろんな交流を通していろんな考え方に触れ,自分の世界を広げて来て下さい。

