アクティブリーダープロジェクトって何?


 正式な名称は「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」で,平成29年度に、福島県教育委員会の「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に応募し,採択された取り組みで,以降継続して取り組み,今では船引高校の特色ある取り組みの1つとなっています。
 このプロジェクトは,生徒たちが,東日本大震災・原発事故で避難を余儀なくされた都路地区の方々と交流し,「過去・現在・未来」を「知って」「聞いて」「見て」「まとめて」,それを他県の高校生に伝え交流する。さらに自分たちの考えを深め,地域のリーダーとしての資質・能力を育てることをねらいとして始まりました。
 その後この活動を通して,地域をよく知り,地域に必要なことを考え,自ら積極的に行動する,そういう「地域のリーダー」が育ってくれることを願い活動を継続してきました。令和7年度は全校生徒の4割に相当する81名の生徒がこのプロジェクトの一員として活動を始めています。”地域に貢献するリーダー”が1人でも多く船引高校から輩出されるよう,プロジェクトを一層充実させていきます。

日誌

山形へ行こう

2017年8月30日 15時49分

ポスターづくりに励んでいます 8月10日のブログでもお知らせしたように,本校は,福島県教育委員会の「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に事業案を提案したところ,無事採択していただきました。

 校内では,「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」という名称で,1・2年生と生徒会役員30名が活動しています。
 「他県へ復興をアピールする」って何県に行くの? と思いますよね。実は,山形県立左沢(あてらざわ)高等学校と交流会をする予定になっていて,現在少しずつ準備を進めています。左沢高校と言えば剣道の強豪校で,全国的にも有名ですね。
 ということで,この本来のプロジェクト名が少々長いため,校内では「山形へ行こうプロジェクト」で通っています。
生徒が取ってきたたくさんのメモ 月曜日の放課後は,左沢高校との交流会に向けて準備をしました。都路で聞かせていただいた話やその感想をまとめて,発表するためのポスターづくりです。生徒たちは「農林水産業」「人」「経済」の3つの班に分かれて作業をしています。
 その元になっているのは,生徒たちが一生懸命取ってきたメモです。
 都路に実際に行ってみて,説明を聞いて,直接会話して,施設を見学して,・・・高校生の目線でどう思ったのかどう感じたのか,そして,都路の方々が復興のためにどれだけ頑張っているのかを上手にまとめ,左沢高校の生徒たちに,しっかりと伝えて来てほしいと思います。
 さらに,いろんな交流を通していろんな考え方に触れ,自分の世界を広げて来て下さい。