2022年8月の記事一覧
アートプログラム「EGAKU」を実施しました!!
今年度のアクティブリーダープロジェクトでは、「コミュニケーション能力(観察力・表現力・対話力・共感力)の育成」「自己認知力の向上」「多様な価値観との出会い」をコンセプトに、アートプログラム「EGAKU」を実施しました。生徒たちは日々学習や部活動、アクティブリーダープロジェクトなど忙しく過ごしている中で、自分自身とじっくりと向き合う時間をつくることができ、日ごろの生活の中を振り返る機会となりました。
また、今回は生徒たちだけでなく多くの教職員にも参加していただきました。生徒たちは普段とは違った教職員の一面を見たり、教職員のグループワークの声に耳を傾けるなどよい刺激があったように思います。逆に教職員も生徒たちが創り上げた作品を見て驚いたり、生徒が創作の中で意識したことを聞くことで、生徒たちの新たな一面を感じることもでき、刺激あるプログラムとなりました。
今回のプロジェクトは生徒たちも教職員も初めてのプログラムで不安を抱いた中での活動開始となりましたが、最後には全員の笑顔が見られ、その中で大きな学びがあったように思います。今後も楽しい活動の中から様々なことを学ぶプログラムを実施し、船引高校アクティブリーダープロジェクトがよりよいものとなっていくよう生徒・教職員が一丸となって頑張っていきます!
東日本大震災に関連した場所を見学しよう!
8月3日(水)に船高アクティブリーダーメンバーで東日本大震災に関連した場所の見学に行ってきました。東日本大震災・原子力災害伝承館を訪れてたことのない生徒は、伝承東日本大震災・原子力災害館とJヴィレッジの見学コースに、訪れてたことのある生徒は、東京電力廃炉資料館とJヴィレッジの見学コースに行きました。今回の研修では東日本大震災に関連した場所を見学することで、災害に対する意識を高め、その教訓を今後どのように伝えていくかを考え深める良い機会になりました。今回学んだことを今後の活動に生かしていきたいと思います。
<伝承東日本大震災・原子力災害館>
伝承東日本大震災・原子力災害館では、地震、津波、原発事故の資料を見学させていただきました。震災当時は、まだ小学校入学前だった生徒たちも展示物や映像を見たり、各ブースで担当の方から説明をいただきながら震災当時を振り返り、震災を伝えることの大切さや私たちだからこそできる防災についても学ぶことできました。
〇生徒の感想
・実際に避難している様子の写真や避難所での写真、各地での避難の様子を写す映像を見て避難したときの大変さや つらさ、命の大切さを自分事として感じられた。
・小学校に残されたランドセルや帽子を見て、当たり前だった学校生活が急になくなったと考えると胸が苦しくなった。
・子どもたちの災害前の原発に関する作文やポスターなどの作品を見て、災害が起こった後だから考えさせられることが多くあった。
・津波や地震の様子をリアルな映像で見ることで、当時の状況を知り、考えを深めることができた。また、震災を知らない次の世代に被害を伝える大切さを強く感じた。
・悲しい資料が多くあったが、震災後多くの人たちが支援してくれた資料もあり人の温かさを感じることができた。
・危険を顧みず使命を果たした人々の様子が展示されてあり、危険な状態にもかかわらず誰かのために動けたことがすごいと思った。
・震災の展示があることで、人々が実際に訪れ当時のことを知り、学べることできると思った。
<東京電力廃炉資料館>
東京電力廃炉資料館では、廃炉に向けた取り組みについて説明を受けたり、廃炉に向けた職員の方の思いを聞きました。
〇生徒の感想
・この先まだ何十年も続く廃炉作業だが、私たちにできることととして正しい情報を知り正しく伝えていくことが大切だと感じた。
・今まで事故が起こったことは知っていたが詳しい過程やそのあとの対応などは知らなかったので、説明を聞いたり映像を見たりして原因や当時の状況を知ることができた。
・実際に着ていた作業着を見て、どれくらいの重装備をしないと作業ができないのかを感じることができた。また、ガスマスクは初めて見たので、強く印象に残った。
・原子炉の冷やすための構造は知っていたが、どのように冷やすのかや構造を詳しく知ることができた。
<Jヴィレッジ>
東京電力福島第1原発事故の対応拠点となったサッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」では、震災前と震災後の様子を説明していただきました。Jヴィレッジの方々が震災復興のために行ってきたことや再開するまでの道のりを知り、多くの感動を得ることができました。
〇生徒の感想
・素晴らしい芝生を駐車場にすると決断した当時のJヴィレッジの方々の気持ちを考えるだけでつらく悲しくなった。
・Jヴィレッジの方々は大切な芝生を駐車場にしなければいけなかったのはつらかったと思うが、人々のために収束拠点となり多くの人の役に立ったことは素晴らしいことだと思う。
・テレビでは何度も見ていたが、生で見た芝生はすごかった。また、長い間休止していたのにもかかわらず、Jヴィレッジの方々が諦めないで再開させようという気持ちが伝わってきたので芝生に入れてより一層感動した。
・震災前も震災後も世界中に愛されていることを知ることができた。
・震災で駐車場になってしまったサッカーコートが震災前よりグレードアップしたコートになり、もう一度サッカーができることに感動した。
・Jヴィレッジ休業中もJヴィレッジのスタッフの皆さんが自分にできることを見つけ諦めずに活動し続けたことが印象に残った。
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(□には@が入ります)
アクセスしてください。
〇 令和8年4月に船引高等学校と
小野高等学校は統合する予定です。
〇 定員 総合学科 160名
(4学級)
〇 場所 船引高等学校校舎
〇 校舎方式
〇 令和6年度、7年度に船引高等学校、小野高等学校に入学する生徒は、統合高校生として卒業することになります。
※ 詳しくは、福島県教育委員会の
HPへ https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/kaikakukondankouki.html
・グリーンパーク都路
下記URLをクリックして動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=PLyzS0FL3g4&t=3s
・ドローン科学探究部による地域紹介動画
下記URLをクリックして動画をご覧ください。