アクティブリーダープロジェクトって何?


 正式な名称は「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」で,平成29年度に、福島県教育委員会の「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に応募し,採択された取り組みで,以降継続して取り組み,今では船引高校の特色ある取り組みの1つとなっています。
 このプロジェクトは,生徒たちが,東日本大震災・原発事故で避難を余儀なくされた都路地区の方々と交流し,「過去・現在・未来」を「知って」「聞いて」「見て」「まとめて」,それを他県の高校生に伝え交流する。さらに自分たちの考えを深め,地域のリーダーとしての資質・能力を育てることをねらいとして始まりました。
 その後この活動を通して,地域をよく知り,地域に必要なことを考え,自ら積極的に行動する,そういう「地域のリーダー」が育ってくれることを願い活動を継続してきました。令和7年度は全校生徒の4割に相当する81名の生徒がこのプロジェクトの一員として活動を始めています。”地域に貢献するリーダー”が1人でも多く船引高校から輩出されるよう,プロジェクトを一層充実させていきます。

日誌

福島の生態系モニタリングに関する講話を実施しました!

2025年11月25日 09時30分

11月10日(月)国立研究開発法人国立環境研究所 福島地域協働研究拠点環境影響評価研究室 主幹研究員の吉岡明良様をお招きし、「福島の生態系モニタリング~「これまで」と「これから」~」と題し、東日本大震災以降の福島の生態系に関する講話を実施しました。

講話中の様子②

講話中の様子①

講話中の様子③

お礼の言葉

講話のなかでは、生き物の変化について実際のデータをもとにお話があるとともに、カメラ等を使用しての最新のモニタリングの方法についてもお話がありました。

講話を聞いた生徒からは「今まで被ばくや人が住まなくなったことによって起こる野生動物や環境の変化について詳しく知らなかったけど、講話を聞いてモニタリングの意味や方法について理解することができた」といった感想や「モニタリングの活動があることを知り、自分の興味関心が搔き立てられた良い時間になった」といった声が寄せられました。

アクティブの活動において、福島県の環境に着目した取り組みは今回が初めてでしたが、生徒にとっては新たな視点を得ることができた貴重な時間となったようです。