令和6年度震災と復興を未来につむぐ高校生語り部交流会
2025年2月5日 08時25分
1月20日(月)に双葉町産業交流センターで行われた「震災と復興を未来につむぐ高校生語り部交流会」に、アクティブリーダーの生徒2名が参加しました。
震災と復興に関する地域課題探究学習として、アクティブリーダーでは、
・震災の「過去」「教訓」を知る(伝承館の見学、防災講話、DIG訓練)
・復興の「今」を知る(浜通りの視察、都路灯まつりボランティア)
・「未来」につなぐために「今」を変える(防災の学びを伝えるクリアファイルの作成、地域PR動画の発信等)
などの語り部に関する活動を行い、生徒一人一人が福島における震災、復興、未来について考えを深めてきました。
今回は活動の集大成として、自分たちの思いを語り、そして他校の生徒との意見交換を行いました。
発表では、他校の生徒からいただいた質問にも、自分たちの経験をもとに一生懸命答える姿が見られました。
また、発表のあとは他校の生徒とのワークショップ、伝承館の見学を行いました。
「震災を自分ごととするにはどうすればよいか」
「未来に何を伝えるか」
などについて考え、意見を交わしたことで、今後の活動において参考になることが沢山見つかりました。
震災の記憶消滅世代となりつつある中で、私たちが今、未来につなぐためにできることを考え、これからも活動に励んでいきたいと思います。
<生徒の声>
・他校の話を聞いて、探究をしている自分たちを知ってもらうという発想がよかった。「今、これだけ復興している」ということを発信することが風評被害をなくせると思った。
・色々な世代が震災を自分ごとにするきっかけとして、防災を楽しむ(防災ゲームや紙芝居など)視点も大切だと思った。