アクティブリーダープロジェクトって何?


 正式な名称は「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」で,平成29年度に、福島県教育委員会の「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に応募し,採択された取り組みで,以降継続して取り組み,今では船引高校の特色ある取り組みの1つとなっています。
 このプロジェクトは,生徒たちが,東日本大震災・原発事故で避難を余儀なくされた都路地区の方々と交流し,「過去・現在・未来」を「知って」「聞いて」「見て」「まとめて」,それを他県の高校生に伝え交流する。さらに自分たちの考えを深め,地域のリーダーとしての資質・能力を育てることをねらいとして始まりました。
 その後この活動を通して,地域をよく知り,地域に必要なことを考え,自ら積極的に行動する,そういう「地域のリーダー」が育ってくれることを願い活動を継続してきました。令和7年度は全校生徒の4割に相当する81名の生徒がこのプロジェクトの一員として活動を始めています。”地域に貢献するリーダー”が1人でも多く船引高校から輩出されるよう,プロジェクトを一層充実させていきます。

日誌

都路灯まつり&盆踊り大会2024~ボランティア~

2024年8月23日 16時40分

8月10日(土)にアクティブリーダーを中心に29名の生徒が、「都路灯まつり&盆踊り大会2024」にボランティアとして参加しました。

今年は都路町の古道体育館周辺の一帯が会場となっており、生徒たちは地域のお祭りを楽しみつつ、伝統ある灯まつりの「竹灯」の設置、点火作業を行いました。

 

 

船引高校生は、都路小学校や都路みらい公園、川沿いの3か所に分かれて、竹筒の中のろうそくに火を灯しました。周りを見て、互いに声をかけながら、設置・点火作業を積極的に取り組む生徒の姿が見られました。

 

 

アクティブリーダーのPR班では、「灯まつり」の魅力を伝える動画作成のため、実行委員の方々を中心にインタビュー撮影も行いました。インタビューでは「灯まつりの魅力は“地域住民とのつながり”」と話す方が多く、地域の伝統ある灯まつりを継承する思いを伺うことができました。

また、ボランティアだけでなく、かるたやクイズ大会など各々でお祭りを楽しみ、生徒たちも“地域とのつながり”を実感できたのではないかと思います。(かるた大会で優勝した生徒は都路の卵をいただきました。)

 

 

今回の参加で、改めて自分たちの地域の良さを感じた生徒も多かったようです。これからの学校生活、アクティブリーダーの活動に生かしていってもらいたいと思います。

 

<生徒の声>

・地域のお祭りだからこその地域愛をとても感じました。都路に関するクイズなど、自分の地区ではやらないような地域を活かしたお祭りだなと思いました。地域の方とも交流ができ、親しみやすい方が多く楽しみながらボランティア活動することが出来ました。

 

・ボランティアに参加して都路の自然豊かな魅力や灯まつりの祭り、地域の人の温かさ、舞台の盛り上がりなど沢山知ることが出来ました。祭りと言えば屋台などで楽しむイメージですが、その楽しみを味わえるのも地域の方々や応援の準備があってこその楽しみだと改めて感じることが出来ました。

 

・参加している大人も子供もみんな笑顔で凄く優しい方ばかりでした。
こんな風にいろいろな年代の人達がひとつの事に取り組める灯まつりは無くしてはいけない大事な伝統であるという事がよく分かりました。