日誌

空からの視点で水上ドローンを操縦しよう

9月7日(土)にドローン特別講座を実施しました。

前回に続き、慶應義塾大学の平田様、片寄様に来校いただき、本校のプールで水上ドローンの操縦体験を行いました。

 

今回は「空のドローン×水のドローン」ということで、上空の映像を見ながら水上ドローンを操縦することにも挑戦しました。

ファントム(空)を飛ばして、空からの情報をモニターで共有しながら水上ドローンを動かします。

 

普段は自分が操縦するドローンのカメラ(一人称視点)のみなのでやや慣れませんが、空中からの映像(三人称視点)があると、より広範囲の情報を把握して動かすことができます。

2つの視点を見ながらの操作に、生徒たちはゲーム感覚で楽しみながら体験ができました。

(水上ドローンの視点)

(空のドローンからの視点)  

(空のドローンからの別視点)

 

 

また、今回2つのドローンを同時に使用しており、混線などの防止のため、簡易アナライザーで電波の測定・管理についても教えていただいきました。

ドローンを使用していくうえで、電波についても課題があることを知りました。 

 

三人称の視点があることは、一人称カメラが捉えられない後方部や広範囲の状況を把握し、効率よく迅速にドローンを操縦することにつながります。

 

水の現場に限らず、

・林や森などの複雑な環境での探索

・1分1秒を争う災害救助の現場

・人の目が届かない建物の調査

 等々・・・今回の視点をどのような場所で活用できるか?を考えていきたいと思います。

 

 

<生徒の声>

 ・映像のラグや電波などの問題もあるけど、まるでゲームしているような感覚で楽しかった。


・川や海のゴミ、水難事故などの手助けになるのかなと思った。

 

・ドローンの新たな使い方を発見できた。人命救助や生物調査など世の中でどのように使っていくか考えることができた。