日誌

Tabora Youth Project日誌

マンカラ

 先週の金曜日は「たぼぷろ」の日。試験も終わったので,生徒たちがたくさん集まっているのだろうと思い,活動場所を尋ねてみました。
 ところが何と3人だけという寂しさ。活動日が毎月第2,第4金曜日ということになっているのにどうして?と思い,指導していただいているKさんに聞くと「前回はたくさん集まってくれたので大丈夫だと思うんですけど・・・」とあまり心配していない様子。
 「ところで校長先生『マンカラ』やってみませんか?」とKさんに誘われました。(今日は生徒がたくさん集まっている様子を取材しようと意気込んできたんですけど,とは私の心の声)。せっかくなので「マンカラ」の説明を聞くことに。
 「マンカラ」とは2人で対戦するゲームで,子どもから高齢者まで一緒に楽しめる人気のゲームなんだそうです。言葉で説明するのは難しいですがやり方は単純。手前にある自分用の6つのくぼみから早くおはじきを無くした方が勝ち,というものです(詳しくはネットで調べてみて下さい)。説明を受けて男子生徒のA君と対戦するも2連敗。必勝法があるはずだと思い,リベンジを固く誓って退散してきました。
 この「マンカラ」,小さなおはじきのようなものを扱うので,手先もたくさん使います。それぞれのくぼみに入っている個数も常に把握しなければなりません。ということで痴呆症予防に役立つんだとか。
 田村市福祉協議会では,小さな子どもから高齢者まで幅広い年齢層の方々が集まることができる「サロン」を広めているそうです。この「マンカラ」は,そのサロンに集まる方々のコミュニケーションツールとして必須アイテムなんですね。生徒たちにはその役割を担ってほしいと期待しているそうです。
 次回の活動には登録者全員の参加を期待しています。「マンカラ」は私の痴呆症予防用必須アイテムになりそうです。そして,A君にリベンジするために,何とか必勝法を編み出したいと思います。