日誌

ドローン特別講座日誌

「プログラミング&AI検出」成果発表

こんにちは。ドローン科学探究部です。


1月13日に、ドローン特別講座の成果発表を行いました。

慶應義塾大学の先生方に来校いただき、今年度ドローン部で学んだ技術を披露しました。

 

まず、ドローンの「プログラミング」飛行です。生徒は班ごとにプログラミングをして、指定されたコースを飛行させます。

 

 

経路の間隔を見ながら、Pythonのサンプルコードを何度も調整します。機体ごとの特性もあり苦労しましたが、目標となる椅子に見事着陸できると、拍手があがりました。

 

 

次に、校庭に出て「車のAI検出」の披露です。

ドローンで撮影した画像をAIが判別し、「船引高校教員の車両」を検出します。先生方の車のデータは事前に生徒が集め、作成したものです。

ドローンを飛ばし、「船引高校の教員の車両」のみが検出される様子が確認できました。

 

今回作成したAI検出モデルについて、大学の先生からもお褒めの言葉をいただき、生徒たちの自信にもなったと思います。

 

(代表生徒がドローンを飛ばす→モニターで確認)

(船高の車両のAI検出の様子)

 
活動のなかで「不審者をAIで検知→ドローンで追いかけるようにプログラミングすれば、防犯対策に使えそう!」という話もあがり、探究意欲の向上が感じられました。

 

3年生は、今回の特別講座が最終回。

昨年度の「3D模型の作成」や「プログラミング」・「AI検出」など、ドローンをどのように活用するか?を考えた3年間でした。進路先でも、様々なことに挑戦する姿勢を忘れずに頑張ってほしいと思います。

 

 

ドローン特別講座では、慶應義塾大学の先生方、田村市職員をはじめ、たくさんの方々にご指導・ご協力をいただき、感謝しています。本当にありがとうございました!


<生徒の声>
・Pythonでドローンを動かす事はできたが、自分の班は椅子の上に乗らなかったのが残念だが、他の班が成功したので良かった。ドローンでの物体検出もうまく作動していたので、夏からの成果が発表できて良かったです。


・プログラミングは初歩的な部分を教えてもらいましたが、自分でもさらにプログラミングの知識を深めたいと思う。

 

・物体検出はテレビでは見かけたことがあったが、自分でもシステムを作れるのだと感じた。これからの時代で絶対必要になるので、しっかりと自分の知識にして、人生に生かしていくべきだと思った。

 

船高車を検出!防犯への活用

現在ドローン科学探究部では、ドローン特別講座で「AIによる物体検出」を学習しています。慶應義塾大学の先生にご指導いただき、ドローンの映像からAIに学習させた対象物を識別する独自学習モデルの作成に挑戦しました。

 

 

テーマは「船高関係車を検出する防犯ドローン」。対象物を“船高の先生の車”に設定し、駐車場内のドローン映像から学校関係者の車かどうかを判別します。

AIに学習させる「車の写真」が必要なため、先生方の車を360°様々な角度で撮影、約1300枚の写真データが集まりました。

 

 

大量の写真をリサイズ→一枚一枚アノテーション(物体を判別するために、物体を四角に囲む作業)をコツコツと行う…。これらを学習させ、オリジナルの検出モデルが完成!

 

 

 

 

12月2日の特別講座では、駐車場でドローンを飛ばしてみて、どのように検出ができるのか実験しました。(写真はリアルタイム検出の映像を切り取ったもの)

 

 

 

船高車両(学習済みの車)がピンク色で「F.H.S.>Entry Authorized Car」(船高入場許可車)と出ます。撮り方によって、一瞬検出が外れることもありますが、船高車以外と比較すると検出に違いがあり、確かに船高車を判別しています。

 

冬休み中、ドローンを飛ばしながら、色々な物体検出のチェックをしました。やってみると、「もう少し上からの学習データが必要かもしれない」「全く同じ車種の判別は難しい」等、物体検出の仕組みにさらに興味が湧きました。

この仕組みと、ドローン動作のプログラミングをかけ合わせて、駐車場の防犯対策に活用できそうです。

(校門付近) 

(PCでドローンの映像を確認中) 

(プログラミングでドローンを操縦)

 

次回は、今年度の最後の講座です。これまでの学習(プログラミング&AI検出)をまとめましょう。

 

空からAI物体検出!

こんにちは。ドローン科学探究部です。

 

11月11日(土)ドローン特別講座を実施しました。
前回から引き続き、慶應義塾大学の平田先生に講義をいただきました。

 

今回は皆でグラウンドに出て、代表者がドローンを飛ばします。
ドローン映像から、AIでリアルタイムに物体検出される様子を確認しました。

 

人なら「person」、車なら「car」…というように、検出精度%とともに表示されます。(時々、人なのにdogになったり、誤検出も興味深い・・・)

生徒は、物体検出の映像をGoogle Meetで画面共有し、それぞれのタブレット上で確認。グラウンドに出て自ら検出対象として動き回る等、自分たちが検出される様子も面白かったです。

 

ドローン部では、ドローン映像から AI で物体検出をするための独自学習モデルを作成中です。船高の先生の車の写真データをAIに学習させ、ドローン映像から学校関係者の車を検出できるかを確かめます!

 

現在、車の撮影&アノテーション作業を行い、約1300枚のデータができました。今回平田先生に見ていただいて、AIに学習させる段階に入ります。今後が楽しみです。

 

<生徒の声>

 ・人が体勢を少しでも変えることで、違う物と認識されたりして面白かった。

・実際に画面共有した映像を見たことで、AIの精度や遅延を実感できた。また、ドローンとPCを接続する仕組みも学ぶことができた。

・次は、先生たちの車をドローンで検出することができるのか試すのが楽しみです。

 

AI×ドローン

こんにちは。ドローン科学探究部です。

 

9/18(月)のドローン特別講座についてご報告いたします。

慶應義塾大学より平田知義研究員に来校いただき、「AI×ドローン」をテーマに講義・実演を行いました。

 

「AI× ドローン」とは、一般的なドローンの映像をコンピュータに取り込んで AI 画像処理を行うことです。AI とドローンを組み合わせて様々な課題を解決する活用方法になります。

 

講義では、AI(人工知能)の仕組みや、AI 物体検出アルゴリズム YOLO、その実用例について説明をいただきました。写真データを数百枚取り込み、AIに学習させることで、撮影した映像から対象の物体を検出することができます。

 

 

 

 

体育館では実際にドローン(Tello)を飛ばし、人やネクタイ、携帯電話、タブレットPCなど…物体がリアルタイムで検出されるのを確認できました。

検出した物体の精度はパーセンテージで表されるので、首に巻いたタオルがネクタイとして検出されたり、ピアノが机として検出されることもあり、物体検出の仕組みに生徒たちは興味深々でした。

 

 

 

 

 

これからドローン部で、平田先生から提示された「オリジナル AI 物体検出モデル × ドローン実装」に向けて取り組みます。ドローンで撮影し、どんな物体を検出したいかを考え、AI物体検出モデルを作成する予定です。

検出したい物体について、皆でアイディアを出し合いテーマを決めていきましょう。

 

<生徒の感想>

・AIによる分別は実は意外と身の回りのものに使われていて、学習させるほど精度が上がることが分かった。

・プログラムを組めば数多く識別することが出来ると思う。ドローン技術をもっと幅広く、パトロールや警備、未開拓地の探索などもできるのではないかと思った。

・Alによる物の識別がとても面白い。ネクタイをつけていなくても判断したこともあったので、もっと画像を読み込ませればよいのかなと思った。

 

プログラミングでドローンを操作しよう!

 

こんにちは。ドローン科学探究部です。

7/29(土)のドローン特別講座についてご報告します。

 

前回の講座に引き続き「ドローン×プログラミング」の準備・実践です。

慶應義塾大学 SFC研究所 片寄里菜先生から、Pythonの開発環境構築の仕方、簡単なコードの説明をいただきました。

PC操作に苦戦する生徒もいましたが、先生方が丁寧に教えていただき、簡単な計算や文字列の表示等を体験できました。実際に自分のタブレットでプログラムを実行してみて、プログラミングのイメージが掴めたと思います。

 

 

 

 

Tello(小型ドローン)を動かすサンプルコードを確認した後、体育館でチームに分かれ、ミッションに取り組みました。チームで相談しながら、決められた地点までプログラミングでドローンを操作します。

接続の不具合もあり、試行錯誤しましたが、どの班もおおよそ計画通りの離着陸ができました。

 

 

 

 

参加した生徒の声を紹介します。

「x,yなどの座標を活用すると斜めに飛行ができ、最短距離で飛行ができることがわかった。」

「人間ではどうしてもできない同じ動作の繰り返しや複雑な動作の際に、こういったプログラミングを活用していくのも一つの方法ではないかと思った。」

「不具合で飛ばないことが多々あったが、その原因を考えるのも勉強になってよかった。」

 

 

基本的なTelloの動作プログラムを実践してみましたが、OpenCVを活用した物体検出についても興味があります。

まだまだ奥が深いので、今回のサンプルコードを活用して、学校の部活でも勉強していきたいと思います!

 

「プログラミング×AI×ドローン」で物体検出!

こんにちは。ドローン科学探究部です。

1年生5名を新たに迎え、総勢23名で活動しています。

 

今年も船引高校でドローン特別講座が始まりました。

今年のテーマは「プログラミング×AI×ドローン」です!

プログラミングによるドローンの操作、AIでの画像認識を学びます。

 

 

6月16日(金)に慶應義塾大学から、古谷知之教授、片寄里菜研究員、平田知義研究員に来校いただき、「プログラミング×AI×ドローン」を活用し、田村市に役立つ技術を学んでほしいとご挨拶いただきました。

 

 

 

はじめに、プログラミングの説明を聞きました。

プログラミングはPython(パイソン)を学びます。

プログラミングは初めての生徒が多く、ドキドキ・・・。動かすためのコードも見せてもらいました。

 

 

 

AIでの画像認識の仕組みをお話いただきました。

AIに人物やモノを学習させ、カメラの映像から物体を検出することができます。

写真のピンク色は「person(人)」、オレンジ色は「chair(椅子)」黄緑は「tie(ネクタイ)」というように、AIが判別した結果がリアルタイムで分かります。生徒のネクタイもしっかり検出されているのは驚きです。

 



 

 

班ごとにサンプルプログラムを使って、Telloを操作してみました。

上昇、下降、左右移動の数値を変えて、実験です。

 

 

生徒からは、

「プログラミングや物体検出アプリなど、今まで学んできたこととはまた違った視点で、ドローンの活用方法を学ぶことができた。今後の講座にもしっかり参加して、新たな知識を増やしていきたい。」

「プログラミングと聞いて最初は難しそうだと思っていたが、実際にTelloで教えていただいた時にイメージがつかめて、楽しかった。」

等の感想があり、初めてのことに難しさを感じつつも興味深々に参加していました。

 

これから1年を通して、

プログラミング、AI物体検出について詳しく学習していくことになります。

少しずつ自分たちのできることを増やしていきましょう。

 

鳥獣被害を知り地域を考える

こんにちは。ドローン科学探究部です。

 

1月のドローン特別講座についてご報告します。

今回のテーマは鳥獣被害対策でした。

 

まず、NPO 法人くらスタ理事長 佐原様より、
地域の目線から「猪」についてお話しいただきました。

 

猪の生態、狩猟のハードルの高さ、猪肉の利用価値などから、
「売れない(食えない)、追えない(担い手不足)、止まらない(繁殖力)」
という現状があり、個体数がどんどん増えているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このままでは農地が荒らされ収穫が出来なくなってしまう…大きな課題です。

 

この猪に対して、現在どんな手段があるのでしょうか。
AI 解析・検出を用いた生体調査、ICTを駆使した熊本県のハンターの紹介がありました。

 

写真は鹿のリアルタイム映像です。
温度が残るので、動物がいた形跡も掴むことができますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猪の捕獲状況・出現場所から罠の位置を考えるシステムなど、
これまで人の経験ありきだった所も、最新技術で補えるようになってきているようです。


最後に、皆で鳥獣被害対策にドローンを使ってできることを考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度最後の講座でしたが、はじめの頃より臆さずにアイディアを出せるようになったと思います。慶應義塾大学の先生をはじめ、多くの先生方から講義をいただき、大変感謝しております。


1年を通して、ドローンの様々な可能性や課題解決の思考を学びました。
これからも「どうやったらできるか」考え、皆で知恵を絞って、色々なことに挑戦していきましょう。

 

田村市役所3Dモデルの寄贈

こんにちは。ドローン科学探究部です。

 

1月6日(金)に田村市役所へ3Dモデルを寄贈しました。

 

ドローンの自動航行で撮影した写真(200枚くらい)を元に3Dデータを作成、3Dプリンターで出力をしたものになります。

文化祭で展示したものより、丁寧に着色して頑張りました。

 

着色前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着色後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慶應義塾大学の先生方と一緒に、田村市長へ成果報告をしました。ドローンの様々な利活用や課題解決の方策を考えること等、生徒たちにとって新たな学びや発見が得られたと思います。

(3Dプリンターを使って試行錯誤したことを熱弁している人もいました。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のモデルが建物のデジタルアーカイブにもなり、3年生にとっては最後の成果として形に残すことができました。

田村市役所、慶應義塾大学の先生方にはこのような機会をいただき感謝しております。ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行方不明者をドローンで探す

こんにちは。ドローン科学探究部です。

 

12/10(土)のドローン特別講座の様子をご報告します。

前半は物流ドローンについての講義をいただきました。

 

これまで人や走っている車がいる上空は飛べませんでしたが、

12月航空法の規制緩和により、一定の条件のもとで飛ばせるようになりました。空の道を活用したドローン配送で今後の暮らしも便利になりそうです。

買い物が困難な離島や山岳地帯での配送の様子を見せてもらいました。

登山で7時間かかっているところ、15分に短縮できるのは驚きです。

 

 

 

ドローン物流を仕事にして儲けたい!という声もありましたが、

現在の性能や人の配置を考えると、コストがかかり、やればやるほど赤字に…。 

物流だけなく、災害時に使用する防災ドローンも同じ空の道の使い方として、共有して進めることが大切ですね。

 

 

 

 

後半は、サーマルカメラを搭載したドローンについてです。

圃場の温度管理等、農業にも活用されています。

 

 

体育館を真っ暗にして体験してみました。

 

 

 

床に手を置いてから離しても、床には手の温度が残っていました。

短時間であれば、人のいた痕跡も温度で分かることは驚きです。

人の影もカメラに映る等、色々な発見がありました。

 

 

最後は、行方不明者の捜索方法を皆でブレインストーミング。

暗闇での体験をしたことで、どうやったら人を探せるのか課題意識を持って考えることができました。

 

 

ドローンで新しい農業の形

こんにちは。ドローン科学探究部です。

 

10/15(土)のドローン特別講座について報告です。

今回は「ドローンで農業が変わる?カッコ良い農業の形を目指す!」

ドローンと農業への活用について講義をいただきました。

 

マルチスペクトルカメラ(赤外線、近赤外線、紫外線など)を搭載したドローンで撮影し、圃場の状態把握が可能です。写真のように、色で植物の生育状況を観察できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際にドローンを飛ばして、校庭の芝生の光合成の活性化も観察できました。(見た目は同じ芝生でも違いがあるらしい…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に皆で、ドローンを使った農業の効率化や儲かる農業の方法を考えました。自宅で農業をやっている生徒も多く、とても活発なブレストになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美味しさを可視化する」「ブランド作物の飼育状況を再現する」など、

現場での作業負担の軽減だけでなく、農作物の安定した品質を守ることにもつながりますね。

 

また、午前中には自動航行で市役所の撮影も実施しました。

撮影したデータを元に、3Dモデルを作成する予定です。

ぜひ、文化祭でご覧になってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

固定翼ドローンでできること

こんにちは。ドローン科学探究部です。

 

9/24(土)のドローン特別講座では「固定翼ドローン」について学びました。

普段私たちが使っているのはマルチコプター型で、回転翼が複数ついているものですが、「固定翼」は主翼が機体に固定されており、航空機の形をしています。

長距離飛行が可能で、災害時の広範囲探索・データ収集などにも活用されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田村市役所の生活安全課職員の方から、高齢者の行方不明問題についてのお話をいただきました。

行方不明が夜間に判明すること、いなくなってから時間が経つと捜索範囲が広くなるなど課題があり、捜索には困難がつきまとうそうです。課題を踏まえ、ドローンでどうやって行方不明者を探すかブレストしました。(サーモカメラや顔認証カメラ、水中ドローン等・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市役所や消防で、災害時に備えたドローンの利活用についてもお話いただき、ドローンを使える人材が色々な場所で求められていると感じました。

 

また、災害時の固定翼ドローンの運用について、南相馬を舞台にした「空飛ぶイルカ」のムービーを見ました。

浸水地域の把握など、すぐに広範囲のデータが得られるのはまさに固定翼ドローンの利点ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、固定翼ドローンのフライトシュミレーターを体験しました。

操縦にかなり苦戦していました。シュミレーターをお借りしたので、練習して感覚を掴みましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3Dプリンターで船引高校を作る

こんにちは。ドローン科学探究部です。

夏休み中の8/22(月)~23(火)にドローン特別講座について、ご報告します。

 

今回は夏期講習「3Dプリンターを使いこなそう!」ということで、

ドローンで撮った写真から3Dモデリングし、船引高校の模型を作ることが目標です。

 

慶應義塾大学から3Dプリンターを4台持ってきてくださり、みんな興味津々!

組み立ても見せていただき、「欲しい」の声多数…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、ドローンの自動航行を使って3Dデータを取得するコツを学びます。

事前に飛行ルートを作成し、複数枚の写真を自動航行で連続的に撮影します。

精度の高いモデルを作るには、写真の枚数や学校の側面のデータも必要なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮った写真をつなぎ合わせて3Dデータに起こす作業。

ここが一つのハードルで難しそうですが、ソフトウェアの使い方も丁寧に教えてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3Dプリンターの実習も行いました。

自分が書いたイラストやネームを出力したり、既存の3Dデータでキャラクターが出力できたり、

アイディアを具現化できることの楽しさを実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリンターに出力中は、ドローンの実技講習を行いました。

指さし確認等、安全に操縦する責任があります。部活でもしっかり練習しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船引高校の3Dモデルは、1日目にデータを3Dプリンタで出力開始。

 

 

 

 

 

 

 

一晩かけてまわし続け…完成したものがこちら。校舎や体育館もしっかりしていて感動。

今後みんなで色塗りしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

慶應義塾大学の先生方には2日間にわたって、大変お世話になりました。

今後の活動につながる多くの経験を積むことができました。

新しいこともどんどん取り入れ、できることを少しずつ増やしていきましょう。

 

令和4年度ドローン特別講座スタート

ドローン科学探究部です。

今年もドローン特別講座がスタートしましたので、活動の様子を紹介します。

慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム 所員の下田亮先生をはじめとして、多数の先生方に講義をいただいています。(昨年度は、片曽根山の熊の探究、小型ドローン製作等を行いました。)

 

①5月14日(土)

 1年生9名が加わり、今年1回目の授業です。

 ・国内のドローン事業と慶應義塾大学の取り組みについての講義とブレスト

 ・inspire 1 を2パイロット仕様にして操縦体験を行いました。

 

②6月4日(土)

 ・空飛ぶ車って?未来のモビリティについての講義です。(モビリティ:移動性、動きやすさ、交通手段)

  自動車メーカーで勤務される奥津さんから、モビリティの「うれしさ」の提供についてお話がありました。私たちの活動においても、学校や地域へ「うれしさ」が提供できるように考えて取り組みたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・ドローンでやってみたいことを考えるブレストです。ドローンをどう使うか、色々なアイディアが出ました。

 ・空撮とものづくりの紹介です。テレビロケなどで使用する機材や学校でも使っているファントムに取り付ける物件投下装置を見せてもらいました。

 

 今後、2・3年生は「空撮班」「ものづくり班」、1年生は操縦技術修得のための練習を行う予定です。ドローンについてもっともっと深めていきましょう。

 

 

令和3年度ドローン特別講座スタート

ドローン科学探究部です。

新入生も入り、総勢27名で今年度の活動をスタートしております。

 

5/15(土)と6/5(土)に慶應義塾大学 南 政樹先生より、リモートでドローン特別講座が開講されました。1回目はドローンの仕組みや現在のドローン活用について、2回目は練習方法や空撮技法について講義をいただきました。

部員たちは、花火を間近で空撮した映像やドローンで物資を正確に積み上げていく技術など、興味津々に講義を受けていました。

DJI CAMPの実技試験の様子を見せていただいたので、それを参考に部での練習メニューを作り実践する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、最近は練習の合間にドローンの修理を行う部員もいます。部品が細かく、はんだ付けに苦戦していますが、

数台のトイドローンが復活しました。今後もドローンを大切にしながら練習していきます。

令和2年度ドローン特別講座が始まりました

みなさんこんにちは。

今年度で5期目となる特別講座が始まりました。

今回の講座では、ドローンの仕組みや操縦の基礎、

様々な分野での活用事例についてリモートで解説して頂きました。

 

 

 

 

 

 

コロナウイルスが落ち着くまではリモートでの講座が

主になると思いますが、講座の内容について理解し、

技術の向上を目指していきたいと思います。

ドローン特別講座

慶應義塾大学の南先生の指導のもと、ドローン特別講座が開催されました。

今回は、米国の標準化機関であるNational Institute of Standards and Technology(NIST)が提唱するドローン操縦者技能評価方法のSTM(Standard Test Methods)for SUASの1つ【Spiral】操作方法について教えて頂きました。ドローンを飛行させ、各バケツの中の文字を、順番通りに撮影するという方法でした。さらに、規定の時間があるため、丁寧な操縦技術だけでなく、速さも必要でした。生徒たちは、操縦に悪戦苦闘しながらもタイムを競い合い、楽しく行っていました。

 

  

南先生が練習できるようにと、機材を置いていってくれたので、来週も飛行技術を磨いていきます。

1月11日(土) 「常葉城」撮影

3年生が引退して、新体制になったドローン科学探究部、初めての野外撮影です。

 

福島県田村市にある「常葉城」をドローンで撮影しました。

常葉城は、旧常葉町の中心部の東にある多志田山の舘公園内にあります。

特別講座で教えて頂いた技術を駆使し、撮影に臨みました。

少し風が強かったので、周りの木などに十分に気を付けながら撮影を行いました。

 

普段と違った場所や環境での撮影は緊張しますが、少しずつ慣れていくことが今の課題です。

また、どのように撮影したら、被写体の魅力を引きだすことができるかなども考えていきます。

 

※ 許可を得て撮影させて頂きました

 

ドローン特別講座が行われました。

慶應義塾大学の南先生の指導のもと、ドローン特別講座が開催されました。

11月16日(土)船引高等学校で実施されました。

体育館では、トイドローンを用いて円を描いたり、円を描きながら上下させ、螺旋になるように操作する練習を行いました。

  

その後、校庭でファントムを使用し、空撮の練習を行いました。

生徒たちは、熱心に楽しく練習に励みました。

12月までに、今回教えていただいた技術を取得できるように努力をしていきたいと思います。

 

 

最近の活動としては、片曽根山へ紅葉の空撮練習に行きました。

 

 

 

ふくしま環境教育フォーラム2019

8月10日(土)コミュタン福島で開催された「ふくしま環境教育フォーラム2019」に参加し、

「砂防堰堤ダムについて」の発表をしました。

生徒は、発表を聞きに来てくださった先生方との質疑応答を通して新たな視点に気づき、

別の角度からも研究を進める必要性を感じたようでした。

他校の発表を聞いたり、地球温暖化についてのワークショップを行いました。

福島県の現状や今後一人ひとりが行える活動について学び、意見を出し合いました。

今後もさらに研究を進めていきたいと思います。

第1回特別講座が行われました。

皆さんこんにちは。運動部ではいくつかの部で県大会に出場するなど、学校全体が良い雰囲気の中活動しています。

その中で、ドローン部は慶應義塾大学の南先生を講師に迎え、ドローン特別講座を行いました。今後も何度か来校して操作方法や課題研究の助言をいただくことになっています。

最初にドローンの基本的な構造や仕組みを説明していただき、班ごとに分かれて基本的な操作の練習方法を教えていただきました。今年度から参加している生徒たちも、とてもうまくできていると褒めていただきました。

その後、校庭で空撮するための機体であるファントム4を飛行させました。田村市の機体もお借りして4台で練習しました。

最後に、7月までに「8の字で飛行できる」ことと「10時間以上飛行する」ことが宿題としてありました。これから練習を重ね様々な飛行ができるよう努力をしていきたいと思います。

 

5月11日(土) ドローンの練習

来週5月18日(土)は、いよいよ慶應義塾大学の南先生の特別講座です。

それに向けて練習を行いました。

 新しいドローンを3台購入し、一人ひとりが操縦できる時間も増えました。

離着陸、ホバリング、8の字飛行などの基本的な練習を、反復して行いました。

操縦技術が、日に日に上手になってきています。

1年生も、操作技術が確実に上手になってます。

 

  

 

ドローンの練習

皆さんこんにちは。ゴールデンウィークの予定はいかがですか。

船引高校では各部活動ともインターハイに向けて練習に力を入れています。

練習試合も多く、効果的に活動しています。

 

ドローン部では5月18日(土)に慶應義塾大学の南先生の

特別講座をすることが決まり、それに向けて練習を行っています。

新入生もホバリングやスクエアができるようになってきました。

 

練習用のドローンははんだが取れてしまったりすることがあり、壊れてしまうことがあります。

はんだをつけなおしてみたのでが、うまく動きませんでした。

小さい機体ですが基板に様々なパーツがついており精巧な作りをしていることがわかりました。

新入部員を迎え初めてのドローン練習

皆さんこんにちは。最近は暖かくなって、高校の桜もとても見ごろになりました。

 

さて、4月21日(日)に新入部員を迎えて初めての練習が行われました。

3年生にトイドローンを使って操作の方法を教えてもらいながら活動しました。

今日は操作の基本となる、その場で静止させる「ホバリング」と四角形に動かす「スクエア」の操作方法を学びました。

ホバリングは簡単そうに見えるのですが、一定の高さを保つのに微妙な調整が必要で苦労しているようでした。

みんな楽しく活動することができました。

第2回ドローン特別講座

6月30日(土)、とても暑い中、第2回ドローン特別講座が、船引高校第2体育館で実施されました。

慶應義塾大学の南先生から、次のような今年度の目標が示されました。

・空撮コンペへの出展

・地元イベントへの参加

・ドローンに関する資格取得等

今回は、トイドローンを8の字に移動させる練習を行いました。

生徒たちは、短時間で上達し、8の字をある程度自由に描けるようになりました。

 

平成30年度第1回ドローン特別講座

平成30年度も、慶應義塾大学の南先生の指導のもと、ドローン特別講座が開催されることになりました。

第1回目は6月16日(土)船引高等学校第2体育館で実施されました。

今年度から、「特設ドローン部」が設立されたので、その部員がドローン特別講座を受講しました。

第1回目は、トイドローンをサークル(円)、円を動かしながら上下させ、らせんになるように操作する練習を行いました。また、距離感をつかむために、壁にぎりぎりまで接近させる練習をしました。

生徒たちは、熱心に楽しく練習に励みました。今年度は4回予定されてます。

県内初 高校生どうしのドローン交流会

ドローンに向かって記念写真撮影 12月3日(日)に,小高産業技術高校のロボット研究部の男子9名が来校し,ドローン交流会を行いました。ドローンを操作したことがほとんどない小高産業技術高校の生徒たちが,ドローンの基本操作を体験するために,わざわざ船引高校までおいでになりました。
 始めに本校代表生徒が「僕たちも交流会ができて嬉しいです」と歓迎の挨拶をし,小高産業技術高校の代表生徒も「よろしくお願いします」と互いに挨拶をして和やかにスタートしました。
 まず,本校生がスライドを使って「ドローンとは」「操縦者の責任」などを説明し,その後,本校生の進行で,一緒に操縦を体験しながら交流会を行いました。全体を両校混合の5チームに分け,船引高校の生徒が実演し,小高産業技術高校の生徒たちがチャレンジする,という流れです。

歓迎の挨拶 小高産業技術高校代表の挨拶 説明を聞く両校の生徒たち

ドローンに関する説明 パソコン操作をする生徒 操縦者の責任

 まずは「バインド」(プロポ(リモコン)から操縦する機体を決める操作)。ドローンはバインドしないと操縦することができません。「バインドします」と周囲に大きな声で知らせ,他の人がこの操作をしていないときに自分のバインド操作しなければなりません。これはなんなくクリア。
 次に「ホバリング」(機体を一定の高さに保ち続ける操作)。慣れないと急上昇させたり落下させたりします。でも小高産業技術高校の生徒たちはすぐに慣れてこれもクリア。
 その次は,ホバリングした状態で機体を前後左右に動かす操作,さらに四角形に飛行させる操作,向きを変える操作,など基本的な操縦方法にチャレンジし,これもすぐに慣れて上手に操縦していました。さすが工業系の生徒だとみんなで感心。中には宙返りの技ができるようになった生徒もいて,基本操作は全員クリアしたようです。

操作練習 操作練習 操作練習

 最後に,みんなでグラウンドに出て記念写真撮影。互いに緊張気味でしたが,県内初の高校生同士のドローン交流会で,いい記念になりました。そうこうするうちに,予定されていた1時間半はあっという間に過ぎ,最後は互いにお礼の挨拶を交わして,交流会は無事終了しました。

ドローンに向かって記念写真撮影 青空に浮かぶドローン 最後の挨拶

 本校生も「教えるって難しいですね」「自分が説明しようとすることが,うまく言葉に表せなくて大変でした」と,人に伝えることの難しさを体験したようです。このような交流会を通して学ぶことや気づくことは,互いにたくさんあると思います。いろいろな人たちとの交流を通して,自分の「学び」を積み重ねて下さい。
 小高産業技術高校の皆さん,ぜひまた船引高校においで下さい。まってま~~~す。
 交流会の様子は「ドローンタイムズ」にも掲載されています。こちらもぜひご覧下さい。

防災訓練を上空から見ると・・・

 今日は前線の影響で一日曇っていましたが,昨日は雲一つない青空が広がり,最高の天気でした。

 この青空の下で,田村市では総合防災訓練を行いました。会場となった常葉行政局には,消防署員・自衛隊・地域の消防団員の方々など多くの関係者が参加し,高所作業車などの特殊車両も出動して行われた大規模な防災訓練でした。大量の水が放水される中,建物に取り残された人を救助するという想定で訓練を行っていました。
 え? 何で船引高校のページに田村市の防災訓練の話なの? と思う方も多いと思います。実は,本校のドローンチームは,この訓練の様子を上空からドローンで撮影し,リアルタイムでモニターに映すという大役を任されたんです。その映像の一部が,これらの写真です。
 会場では「船引高校の生徒の皆さんが,訓練の様子を上空からドローンで撮影し,モニターに映しています」と何度もアナウンスされました。一般席には大きなモニターが2台設置され,集まった人達が「スゴイね~」「上空から見るとこうなってるんだ」「現場の様子が一望できるんだね」など,ドローンの威力に感心していました。
 先週はFCTの夕方の番組で,田村市陸上競技場で開催された音楽フェスの様子をドローンで撮影した女子生徒のインタビューが放映されました。いろいろな所で活躍の場を与えていただき,生徒たちもやりがいを感じているようです。地域の方々の役に立てればなおさらです。

  

ONE+NATION MUSIC CIRCUS

 9月9日(土)に田村市陸上競技場で開催された「ONE+NATION MUSIC CIRCUS」に,本校のドローンチームも参加しました。
 この日は眩しい太陽が朝から会場を照らし,まさに野外フェス日和。たくさんの若者や家族が,田村市陸上競技場に集まりました。会場内は「やってみんせ」「見てみんせ」「食ってみんせ」(「みんせ」は「~してみなさいよ」という方言)の3エリアに分かれ,多くの来場者で賑わっていました。
 本校ドローンチームは,「ドローン体験コーナー」と「空撮」を担当。
 「ドローン体験コーナー」では,機体を操り輪の中に着陸させる体験で,子どもから大人までたくさんの方々がチャレンジしていました。操縦の仕方を教える生徒の説明も分かりやすくすごく上手でした。ドローンには細い紐が付いていて,予期せぬ方向に飛んで行かない工夫がしてあります。子どものほうが上手に飛ばしていましたね。
 「空撮」は,会場の熱気や盛り上がりを撮影して,地域のPR動画制作を目標にしています。フェスの司会の方も「地域のPR動画を作成するために,地元船引高校の生徒さんがこの熱気を撮影しています」と何度もアナウンスして下さいました。生徒たちは,この日の飛行計画を考えるために前日から会場の下見をして練習をしています。
 今回作成した空撮映像を使って,どんな地域のPR動画ができるのかが楽しみです。ということで今日が特別講座の最終回。フェスで撮影した映像を確認しながら,体験して感じたことや自分たちの変化を話し合いました。生徒たちの経験と思いがこれからどんな形になっていくのかが楽しみです。

入場口です 南ゲートではお人形さ様がお迎えします 鬼五郎幡五郎太鼓が始まります

ドローン体験コーナーPR ドローン体験コーナー ドローン体験コーナー

空撮中 空撮中 撮影した動画を確認

ONE+NATION MUSIC CIRCUS に向けて

土方さんの指導を受ける女子生徒 先週の木曜日(始業式の日)の放課後に,ドローン特別講座(第3回)を実施しました。
 いつものようにお忙しい中,慶應大学の南先生に指導していただきました。また,今回も「株式会社糺の森」の土方さんに指導に加わっていただきました(土方さんは,4月に萬福寺の桜の空撮指導をしていただいき,前回の特別講座でもお世話になりました)。
 第2期の当面の目標は,9月9日(土)に田村市陸上競技場で開催される野外フェス「ONE+NATION MUSIC CIRCUS」の様子をドローンで空撮することです。
 そのためには,10時間の飛行訓練を行い申請し許可を得る必要があります。この目標をクリアするために,生徒たちは夏休み中にもトイドローンやPhantomで練習を重ね,腕前もかなり上達してきています。
 今回は4~5人で一つのグループを作り,実際に空撮をするための基礎練習を行いました。しかし,いくら上手に飛行させることができても,一番大切なのは安全確保です。操縦者以外にも,操縦者に安全状況や飛行経路などを伝達する担当者や目視で飛行区域を絶えず監視する担当者も必要です。今回はこの安全確保の方法を確認しながら,グラウンドで練習している部活動の撮影練習をしました。
 最初は,連携がうまくいかなかったようですが,互いに役割を交代しながら練習していくうちに,次第に連携が取れるようになりました。全員が操縦体験するまで約2時間,じっくり練習することができました。特に女子グループは,土方さんに「サークル」(ある点を中心とし,その中心に常にカメラを向けながらドローンを円形に飛行させる操縦方法)を教えてもらい,一段と上達したようでした。
 ハードルの高い目標を設定し,それをクリアしようとする生徒たちの様子は大したものです。私も9月9日には陸上競技場に行き,野外フェスとドローン班の様子を見てきたいと思います。
 なお,本校の特別講座の様子は「DroneTimes」にも掲載されていますので,ぜひご覧ください。

全体指導の様子 いよいよ野外練習!! 空高く飛行させています

女子生徒たちもとても熱心です 人が歩く姿を撮影する練習 サングラスが似合ってます

ドローンは○○

上手に操縦する1年生 今日は,ドローン特別講座の第2回目を行いました。
 2回目とはいっても前回が開講式だったので,実際に機体を操作するのは今回が初めてになります。そして,今回の講師も昨年度と同じ慶應大学の南先生です。
 まず初めに「ドローンは○○」というタイトルで,南先生からお話をしていただきました。「○○」には「楽しい」「役に立つ」「最先端」などいろんな言葉を入れることができますが,空中を飛ばすので「落ちる」も入ります。南先生は,ドローンは「落ちる」ので,「安全第一」に飛行させなければならないことを全員に伝えたかったのだと思います。ということで,安全に練習して安全に飛行させるための注意点と,ドローンを使った素晴らしい映像資料を紹介していただきました。
 そして,いよいよ練習の始まりです。昨年度は南先生一人で30人ほどの生徒を指導していただきましたが,今年は昨年度の経験者(先輩)が必ず一人は入るように班編成をしました。先輩の教え方も上手だったのでしょう,今日の講座はとてもスムーズに進みました。
 最初は遠慮がちだった1年生たちも,出された課題に積極的にチャレンジようになり,講座が終わると「難しかったけど楽しかった」「ずっと集中して疲れたけど楽しかった」と話していました。先生から「次の鵬翼祭の様子をドローンで空撮することもできるんだよ」と聞くとさらに目を輝かせ,ドローンの魅力が少しずつわかってきたようです。
 次の特別講座は8月7日(月)です。それまでに積極的に練習を積んで,出された課題をクリアしておきましょう。

今回の講座で使用するドローン 南先生のお話 南先生のお話を聞く受講生

船引高校のドローン女子 練習に熱中する1年生 

好きこそものの上手なれ

早朝の飛行訓練 船引高校も今日から夏休みです。夏休みとは言っても,進路活動や課外そして部活動をするため,多くの生徒たちが登校しています。
 そんな中,グラウンドでは早朝からドローンの飛行練習をしている生徒たちがいました。
 先日行われた特別講座の開講式で示された空撮映像を撮影するためには,指定された項目に従って一定時間以上の飛行訓練を行い,許可を得なければなりません。その条件を満たすために,男子も女子も頑張って練習しているようです。
 今日は,男子3名が機体を操っていました。飛行前の点検に始まり,離着陸・ホバリング・前後左右の移動・対面飛行・8の字飛行など,練習項目は盛りだくさんです。よく見ると,操縦機(プロポ)の先端にはスマホが取り付けてあり,ドローンに装着したカメラの映像が映し出されています。これを見ながらも操縦できるんですね。ドローンにはハイテク機器が満載です。
 朝早く登校し,自分で積極的に練習している姿を見ると,早く上手になりたい,早く思ったように飛行させたい,という熱意が伝わって来ます。ハイテク機器を自由に操っている姿は,「好きこそものの上手なれ」の言葉そのものです。生徒自らが積極的にチャレンジできる場と環境が大切だ,と改めて感じます。
 思ったように操縦できない項目もあるようですが,急がず焦らず何回も練習を重ね,安全第一で,思い描いた空撮映像を撮れるように頑張ってほしいと思います。

いざ,離陸!! これがプロポ(操縦機)です 前後左右の飛行練習

プロポの先端にはスマホを装着 上手にコントロールしています 

ドローン女子も頑張ってます

 昨日の雨もあがり,今日は朝から曇時々晴れ。雲の間から時おり太陽が姿を見せ,少し暑さを感じます。
視線の先には? 珍しく早朝のグラウンドに女子生徒が集まっていました。その視線の先には「ドローン」が飛んでいます。先日の特別講座開講式以降,男子生徒は朝や放課後に飛行練習を行っている姿を何度か見ていましたが,女子生徒が自主的に練習する姿を見るのは初めてです。
 近づいてみると,かなり上手に操っています。機体をかなり遠くまで飛ばしていたので「飛んでいったきりにならないの?」と失礼なことを聞くと,「大丈夫ですよ」と言ってちゃんと目の前まで戻し,空中からの写真撮影にも挑戦。私もピース姿でちゃっかりと写ってしまいました。
 男子が練習している姿を見て,触発されたんでしょう。今年度の特別講習の日程は,現在調整中です。もう少しすると講座を申し込んだ皆さんに案内できると思います。それまでしっかりと自主練習に励んで下さい。

  

船引高校でしかできないドローン特別講座

 先週土曜日(6月10日(土))のPTA前期奉仕作業の後,田村市役所の多目的ホールで「ドローン特別講座成果発表会&平成29年度ドローン特別講座開講式」が行われました。
 今年3月に校内でも成果発表を行いましたが,今回は田村市民の方々や企業の皆様に対する成果発表です。田村市長様のご挨拶,慶應義塾大学の古谷先生とドローン女子代表の佐々木様の講演の後,昨年度の特別講座を受講した生徒たちが成果発表を行いました。
ゴーグル越しに自分が見たい方向を見ることができるカメラを搭載したドローン まずはじめに,空撮班が「田村市の魅力」と「Funehiki School Life」を上映しました。これらは「Drone Movie Contest 2017」に応募した作品です。進行役の慶應義塾大学の南先生から「一番好きな場面は?」「音楽のこだわりは?」などの質問があり,古谷先生と佐々木様から「初心を忘れず次にチャレンジしてください」と励ましの講評をいただきました。
 次に,地域課題解決班が「サーモドローンの利用」「水質調査・生態系調査への応用」についてプレゼンテーションを行いました。一般市民の方々や企業の皆さんの前で発表するという,滅多に経験することができない場だっただけに,生徒たちはとても緊張した様子でした。しかし,こういう機会を得られたことは,生徒たちの大きな自信につながったことでしょう。
 成果発表の最後に,生徒たちが撮影した「萬福寺のしだれ桜」と,撮影技術を指導して頂いた糺(ただす)の森様が撮影した田村市内の桜の映像が紹介されました。こういう映像を編集するには,短い動画を組み合わせるのがコツだとのこと。生徒たちにはぜひ生かしてほしいテクニックです。

展示されたドローンを見学しています 「田村市の魅力」の発表 「Funehiki School Life」の発表

船引高校のドローン女子たち 「サーモドローン」のプレゼン 「水質調査・生態系調査への応用」のプレゼン

 最後に,今年度の特別講座開講式を行いました。南先生から,昨年度と同様「空撮班」「地域課題解決班」「レース班」の3つの班で活動することが示され,それぞれの班に具体的な課題も提示されました。「空撮班」は,田村市で開催されるイベントの撮影とCM大賞への応募,「地域課題解決班」は,地域の方からいただく課題への対応,「レース班」は,佐野日大高校との練習試合の実施だそうです。昨年度よりもハードルが一段高くなりましたが,生徒たちの成長ぶりに期待を込めた課題だと思います。
 この課題を聞いて,昨年度の経験者たちの心にも火が付いたようです。船引高校でしかできないドローン特別講座。今年もいよいよスタートします。

春爛漫

大滝根川沿いに咲いた満開の桜 さて,船引町もついに桜が満開になりました。今日は天気も素晴らしく,絶好のドローン撮影日和でした。船引町の中心を流れる大滝根川の両岸に咲く桜も咲き乱れ,先日の特別講座を受講した生徒たちが,この素晴らしい景色を撮影しようと試みました。
 しかし,撮影するには風が強く,やむを得ず撮影対象を安倍文殊堂近くにある萬福寺のしだれ桜に変更。撮影には,ドローンで田村市の桜を撮影しに来ていた「糺(ただす)の森」の方々に,撮影の仕方を懇切丁寧に教えていただきました。初歩的な撮影テクニックはもちろんですが,安全確認のしかた,声の掛け合い方などもしっかりと教えていただき,本当にありがとうございました。

萬福寺のしだれ桜 生徒たちのドローン操縦技術は素晴らしいもので,「糺の森」の方々もビックリするほどです。途中からは「もっと撮りたいカットがあれば挑戦してみたら」と声をかけていただけるほど互いにうち解けて,楽しい撮影会となりました。
 これからは,撮影した映像を編集し,動画を完成する作業があります。もしかすると「糺の森」の方とはライバルになるかもしれません。「田村市の春」の素晴らしさを伝えられる動画となることを期待しています。





  

  

将来の夢を拓く体験

 今回は,今までの取組の成果発表会です。生徒たちは「空撮班」「地域課題解決班」「レースドローン班」の3つの班に分かれて活動してきましたので,それぞれの班毎の発表です。

空撮班の発表 最初の発表は「空撮班」。「空撮班」には2つのグループがあり,それぞれがすでにYoutubeにアップロードした動画を紹介しました。
 ご存じの通り作品の内容は「田村市の紹介」と「船引高校生の学校生活」です。南先生から「苦労したことは?」と聞かれると「片曽根山で撮影しようとしたら,うまくいかず写真を撮って帰ってきました」,「工夫した点は?」と聞かれると「文化祭の教員バンドの演奏を取り入れた点です」とのこと。コンテストでは残念ながら入賞できませんでしたが,全てが初めての取組みでよくぞここまで完成させた,というのが正直な感想です。

地域課題解決班の発表 次の発表は「地域課題解決班」。「地域課題解決班」にも3つのグループがあり,それぞれが,ドローン利用が期待される場面を,調べたり考えたりして発表しました。
 農業への有効利用に関する発表,医療や防犯にサーモドローンの利用を提案する発表,様々なセンサーを装備することで水質調査・生態系調査がさらに安全正確に行えるようになるとの発表などがあり,内容も発表の様子もとても立派でした。
 中には,若者の就農を活発にする環境を作るために,ドローンを積極的に利用したいという夢をもっている生徒もいます。今回の経験を自分たちの意欲的な活動に繋げ,可能性を広げ,ぜひ夢を実現して欲しいと思います。
レースドローン班の競争 最後は「レースドローン班」。この班はトイドローンでの障害物競走です。体育館内にポールや脚立などを設置して,今まで練習してきた技術を競い合いました。トイドローンは空撮用のドローンに比べて格段に操縦が難しく,すぐ墜落?してしまいます。
 実際にレースに参加するレーサーたちは,ドローンを目視して操縦しているわけではなく,ドローンに搭載されたカメラから送られる映像をモニターで見ながら操縦するとのことです。本当のレースに参加するためのハードルはかなり高そうです。それでも「あの子なかなかだね」と話題になる生徒もいて,生徒たちの腕前はかなりあがっているようでした。

 ということで,今回で特別講座も終了です。この特別講座に参加した皆さんにはぜひ,「楽しかった経験」ではなく「将来の夢を拓く体験」としてほしいと思います。
 古谷先生・南先生を初めとする慶應大学の方々,田村市の関係の皆様,この活動を見学に来ていただいた多数の皆様方に,心より御礼申し上げます。来年度も新たな仲間を加えて,この講座が実施できればと思いますので,今後ともよろしくお願いいたします。

産業用ドローンの紹介 産業用ドローンの紹介 産業用ドローンの紹介

空撮班への質問 地域課題解決班の発表 レースドローン班の競争

絶対に見て下さい

 さて,今日も怪しげなタイトルですが,本当に「絶対に見てほしい」作品の紹介です。
 1・2年生の希望者が取り組んできた「ドローン特別講座」。空撮班の動画撮影が完了し,やっとコンテストに応募することができました。
男子チーム:田村市の魅力 参加したコンテストは「Drone Movie Contest 2017」。「デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー」「JUIDA 一般社団法人日本UAS産業振興協議会」「DroneTimes(ドローンタイムズ)」の3社が主催するコンテストです。(コンテストの概要はこちらからご覧下さい。)
 空撮班の生徒たちは,空撮用ドローンの操縦方法と撮影方法をマスターし,コンテスト用の素材を集めようとしましたが,先週は風が強く,なかなか撮影のタイミングがなかったようです。
 それでも,校内では部活動・中庭・グラウンドでの撮影にチャレンジし,校外では片曽根山・あぶくま洞・星の村天文台などで撮影をしてきました。週末にそれらを3分間の動画に編集して,やっと完成したとのことです。
女子チーム:Funehiki School Life 空撮班には,男子チームと女子チームの2チームあります。男子チームの作品名は「田村市の魅力」,女子チームの作品名は「Funehiki School Life」。男子チームの作品は,朝日輝く田村市の空撮映像からスタートし,あぶくま洞や星の村天文台など田村市の魅力を紹介する動画です。女子チームの作品は,授業・部活動・昼休みなどの生徒たちの様子を,ドローンならではの角度から撮影した学校紹介ビデオに仕上がっています。
 完成した動画を「youtube」に投稿しましたので,皆さんもぜひご覧ください。男子チームの作品はこちらから,女子チームの作品こちらからご覧いただけます。

空撮練習中

 さて,今日はドローン特別講座の第5回。成果発表の締切が近づいてきました。ドローンの飛行操作と空撮の練習を兼ねて,今日は早朝から生徒が校舎全体を空中から撮影していました。(生徒が試し撮りした空撮動画はこちらからご覧になれます。ぜひご覧下さい。)
 放課後の特別講座では,レース班の生徒たちは,脚立などの障害物を置いてそれを縫うように飛行させる練習を,空撮班は人文字の撮影を,地域課題班はドローン活用のアイデアを出し合っています。
 レース班はかなり細かく操縦できるようになり,初めの頃とは段違いの操縦技術です。空撮班も操縦とカメラワークを同時に行うレベルにまで上達しました。最終作品が楽しみです。地域課題班は,ドローンの活用アイディアをたくさん出し合っていました。ぜひアイディアを実現してほしいと思います。
 未知の世界に積極的にチャレンジしようとする生徒たちの意欲と行動力には目を見張るものがあります。この生徒たちのエネルギーがあれば,地域の未来には明るい光が射し込むはず,と感じた特別講座でした。

中庭でのテスト飛行 中庭でのテスト飛行 

レース班の練習 空撮用のポーズを考えています 地域課題班の議論の様子

グラウンドでの初飛行

 たむら市政だより「TAMURA」の2月号の表紙には,前回のドローン特別講座に参加して,真剣に操縦練習をする女子生徒の写真が大きく掲載されました。「たむらほっとニュース」のコーナーにも,「ドローン利活用 慶應大学と連携協力協定締結」の記事が掲載されていますので,皆さんもぜひご覧ください。
グラウンドで飛行させたドローン そして,今日はドローン特別講座の第4回。今日は慶應義塾大学の南先生の他に学生の方にも指導していただきました。また,田村森林組合・ふくしま中央森林組合などの方々もおいでになり,講座の様子を熱心に見学していました。
 今日の講座は,ドローンリレーでスタート。チーム毎にドローンを交代で飛ばして,見事かごの上に着地させることができたら3点となるゲームを行って腕試し。みんな楽しそうに頑張ってました。
 地域課題解決班は,グラウンドに出て大きなドローンを実際に飛行させてもらいました。体育館も広いとはいえ,壁も天井もない場所での飛行は,雰囲気が全く違います。かなり遠くまで,かなりの高さまで飛行させることができ,ドローンの醍醐味を体験しました。
 空撮班は,体育館内で歩いている人をドローンで追いかけながら撮影する方法を体験していました。生徒たちは小型の練習用ドローンで練習を繰り返していますが,慌ててしまうとどう操作していいのか分からなくなる場面もあり,本物のドローンを上手に操縦するのはそんなに簡単ではなさそうです。
 レーシング班は,小型ドローンを自由自在に操る練習を重ねました。前回よりはるかに上手になっていて,かなり思い通りに飛行させることができているようでした。やはり若い力恐るべしです。家に帰ってからも,毎日練習している成果だと思います。途中で,大きなドローンの自動追尾機能を体験して写真を撮る場面もありましたが,やはりそこはレーシング班。最後はまた小型ドローンで操作技術の向上に取り組んでいました。
 講座の最後には,南先生から県外の高校生たちの取り組みや今後のアイディアなどをお話ししていただき,今日の講座は終了しました。
 南先生から与えられた宿題を完成させるためには,もっと操縦に慣れる必要がありそうです。次回の講座は2月23日(木)。期限までに宿題を完成させるべく頑張ってください。

  

  

早く上手になりたい

Phantomを操縦しています 今日は,ドローン特別講座の3回目。今回も慶應義塾大学の先生を初めとする講師の方々や田村市長様を初めとする田村市関係の皆様方が,多数見学に訪れてくださいました。
 今日は,始めにオーバル(楕円形に飛行させる)の練習をした後,前回同様,小さなかごの中にドローンを入れた回数をチーム毎に競い合うゲームをしながら,腕慣らし。制限時間は8分間で,多い班は5回も入れることできました。前回からまたかなり上達しているようです。
 その後は,「空撮班」「レーシング班」「地域課題解決班」の3班に分かれてこれからの課題の説明を受けました。
 「空撮班」に課された課題は,2月26日までに動画を作成してYoutubeにアップすること。もちろんドローンの特性を生かして,魅力ある動画を制作することが最大の課題です。今日は,撮影の仕方ではなく,動画を制作する過程を詳しく学びました。
 「レーシング班」は,練習用のレーシングドローンを操作させていただきました。ホバリングは自動的にやってくれるようですが,動きが素早く自由自在に操れるようになるのは大変そう・・・と思って見ていると,かなり自在に操っています。若い力恐るべしです。
 「地域課題解決班」は,Phantomというドローンを実際に操縦させていただき,一人ずつ上昇と着地を体験しました。ある一定の高さまで上昇させると,その場でホバリングし殆ど動きません。すごい性能です。これからは自動飛行の方法を教えていただけるとのことです。生徒たちは,「回覧板の配達」「電線の点検」などいろんな課題を考えているようですので,これからが楽しみです。
 ということで,今日は15:45~17:30までの約2時間の特別講座でしたが,あっという間に時間が過ぎました。「早く上手になりたいので,トイドローンで毎日練習してます」「操縦は難しいけれど,楽しくワクワクします」とは生徒たちの言葉。「ドローン」という機械をとおして,何かを達成したいという生徒たちの目は,本当に輝いていました。
 次回の特別講座は2月8日です。

空撮班の説明 レーシングドローン 地域課題解決班のPhantom組み立て

空撮班の説明 レーシング班の練習 ホバリングしているPhantom

出来そうで出来ないから楽しい

カエル跳び 寒気が押し寄せ,今朝の気温はマイナス3℃,日中も1℃と冷え込んでいます。それでも天気がいいため,昨日と同様日当たりのいい室内は暖かいです。明日は午前中に雪が降り,土曜日の予想最低気温はマイナス7℃ということで,本格的な冬将軍の到来です。
 さて,今日はタイトルの通り「第2回ドローン特別講座」を行いました。午前9時~12時までの3時間,慶應義塾大学の南先生に楽しく講座を行っていただきました。
 操作方法ではおもに「カエル跳び」「ホバリング」「スクエア,サークル」「ドローンバスケット」の4つの内容を,数人ずつのグループを作り,ゲーム形式で行いました。
 「カエル跳び」は,機体を手のひらに乗せ,もう片方の手でコントローラーを操作して,上昇させたり手のひらに戻したりする操作。「ホバリング」は,機体を空中の一点にとどめておく操作。「スクエア,サークル」は,機体を四角形・円形に飛行させる操作。「ドローンバスケット」は,いろんな置き方をした箱に,機体を着地させる操作です。
 時間を制限して,それぞれの操作が何回できるかを競いあうことで,楽しみながらドローンの操作方法を学びました。
 女子生徒は「とても楽しかったです。」「すぐには上手にとばせなかったけど,出来そうで出来ないところが楽しいです。」と答えてくれました。冬休み中何度も練習に来ていた男子生徒も「なかなか思ったように操縦できなくて,難しかったです」と答えてくれました。
 南先生も「上手に飛ばせる生徒が数名いますね」と,手応えを話してくださいました。
 南先生には,今までの活用事例や危険性についても映像を交えて話をしてくださり,楽しさばかりではない注意点なども,じっくりとお話をしていただきました。
 第3回目の特別講座は,20日(金)に開催される予定です。次回以降は,「レーシングドローン班」「空撮ドローン班」「地域解決課題班」の3班に分かれて講座を実施する予定です。
 今日,マイドローンを手にした生徒も多くいましたので,次回はもっと上達していることでしょう。

ホバリングの練習  仲間と協力しながら着地練習

南先生の説明  女子も上手に飛ばしています

全国初 ドローン特別講座開講式を行いました

 例年だと結構寒い日が続く時期だと思いますが,全国的に昨日・今日は暖かいようですね。週末からまた天気が崩れるとの予報です。大荒れにならなければいいですが・・・
 さて,今日は「冬至」。1年で一番昼の時間が短く,冬至カボチャを食べる日(人によりますが)でもあります。私が小学生の時に,学校で育てたカボチャと小豆を煮込んだ甘い「冬至カボチャ」(本当は「いとこ煮」というのかも知れません)を食べた記憶がうっすらと残っています。

ドローンの操縦練習 さて,12月14日の新聞にも大きく取りあげられたように,慶應義塾大学がドローンの実証実験拠点を田村市に設けることになりました。そして今日は,田村市と慶應義塾大学が全国初の連携協力協定を締結する日でした。
 「ドローン」を使って撮影した迫力ある映像はすでに身近なものになっており,新たな利用形態の実証実験を通して,地域活性化や地域課題への対応が大きく期待されています。
 一方,ドローン利活用の急速な拡大に伴い,ドローンを操縦できる人材の育成も急務となっており,その一つの取り組みとして,今回の「ドローン特別講座」を行うことになりました。
 この特別講座では,ドローン操縦技術の他に,ドローンの可能性や安全性等の知識も教えていただき,本格操縦トレーニング・自動飛行プログラミングを行いながら,最終的には空撮技術を身に付ける予定です。そして,この特別講座への参加希望を1・2年生から募ったところ,31名もの応募がありました。

トイドローンの大きさ だいぶ前置きが長くなってしまいましたが,以上のような背景のもと,連携協力協定締結式の終了後,本校で「ドローン特別講座」の開講式を行いました。
 開講式には,田村市長様をはじめ田村市・慶應義塾大学の関係の皆様が本校においでになり,田村市長様・慶應義塾大学 総合政策学部教授 古谷知之様より挨拶を頂戴しました。
 実技に入る前に「充電方法」「モード2」「バインドコール」「ホバリング」「トリム調整」などの説明があり,その後実際に基本的な操縦方法を教えていただき,3人1班でさっそく「トリム調整」と「ホバリング」に挑戦。コントローラーの微妙な操作が必要で,はじめは上手くいきません。しかし,生徒たちはすぐに慣れた様子で,上手にホバリングを行っていました。
 この特別講座は,来年3月までに今日を含めて6回予定されています。次回までの宿題は「ホバリングしながら四角形に飛行させる」「ホバリングしながら円を描くように飛行させる」です。
 また,3月までに達成したい目標として「田村市の綺麗な風景を発信する」「DRONE JAPAN展への出品」などが提示されました。生徒たちは「楽しい」「早く上手になりたい」「冬休み中の練習はどうするんですか」など意欲的な言葉がたくさん聞かれました。示された目標に近づけるよう,練習に励んでほしいと思います。
 この講座を受講した生徒たちが,ドローンという目を通して地域課題に向き合い,操作技術を生かして地域社会に貢献できるようになれば,もっと地域が元気になるのではないかと思います。

校長挨拶 市長挨拶 古谷先生の講演